2002年05月01日(水) |
裏切るのと裏切られるのはどっちが痛い? |
そっか。何だ。ココは自制なんてする必要ないないのね。 私を知る人に誰も言ってないもんね。気負う事なんてないじゃん。 早速メールをくださった方の一言で、とても気楽になれました。 みんなきっと、違えど、おんなじ。ありがとう。 ステキな場所だな〜。
おととい私は、何年かぶりに声を出して泣いた。 自分で驚いたさ!!も〜目なんか2日位腫れてて…連休でほんと良かった。
何でかって言うと、 大事な友達を、裏切ってしまった。
裏切るつもりがないのに、裏切ってしまったから。
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私は、バンドを組んでる。 そのバンドから私は、趣味の移行で脱退する事を決めてた。
バンドのリーダーでもある友達のNは、男友達だけど身の上話しとか 恋愛相談とか、二人で出かけたりとか普通にできるヤツで。 「男と女の友情は成立するんだぜ♪」と信じて疑うことのない仲。喧嘩もするし。 私の目指す方向もNはわかってくれてて、応援してくれてた。
そして私は抜ける事を、他のいろんな人にも相談していた。 まだ私はそのバンドの中で、何もかいま見れてなくって、 もう少し様子をみるか、潔く抜けるかを迷っていた。 私はバンドが楽しかったし、できたら続けたいとも思っていて。
そして、話の内容っていうのはやっぱり、今のバンド内の状況の話題にもなるわけで。
バンドは今、あまりうまくいってない、いろんな意味で。 周りの人はみんな気にかけてくれていたから、私は有り難くて 包み隠さず話す事にしてた。メンバーに話すのと同じ位。
甘えてた。 その、私の簡単に開く口が、Nを追い詰めていたなんて。私は思ってもみなかった。
まさか、こんなメールが突然くるなんてさ。
「一体周りの何人にバンドの事話してんの?俺が恥かくんだよ!! 俺のこと裏で何話してるかもう信じられない。見下すな!!! バンドは解散。意見あったらメールで。無いだろうけど。」
ショックと驚きと疑問しかなかった。わけわかんなかった。
Nは焦ってたんだ。物凄いコンプレックスを持ってた。 それはプロを目指してるからこそ。自分が中心になって結成したバンドがうまく いかないことに、自分の自信も、在り方もわからなくなってたのかもしれない。
そして私が抜けるから。 一番近くにいながら、一番不安な事を、弱みを言えなかったんだ。
きっと何人かから、私の言葉が伝わって、彼のプライドを裂いたんだろう。 Nがここまで自分を追い詰めて考えてたなんて、知らなかったよ。 Nは優しいばっかりに溜め込む人間だって位わかってたはずなのに。 わかってなかった。言ってもらえなかった。 そっか、電話も許してくれないんだ。 こんなに痛い想い今まであったかな。 言い訳どころじゃない。諦めの気持ちが沸いた。儚すぎた。悲しくて情けなかった。
でも、異常な感情の波でわかったんだ。 私にとって、こんなにキミは大事な存在なのよ。 信じてくれなくていい、でも私は一度もキミの事追い込もうなんて思った事ない。
許されてるメールを返した。 知らぬ間に傷つけた事を謝った。 相談した人達が誰しも私達を気にしてる事、それに私は感謝してるという事を 伝えたかった。Nを応援してる事も。 そして最後に「ありがとう、ばいばい。」と打って送った。
Nが少し、感情論で言ってることも踏まえて文を作ってた。 ぼろぼろに泣きながらも冷静だった気がする。 諦めてたからかな?
自分に否が無いはずなのに、私は全てを許してた気がする。
あ、追い詰めた事で否はあるな(^^;
Nは返事を返してくれた。冷静に考えて、謝ってきた。 そこで初めて…私に言ってくれた、気持ちを。嬉しかった。 それで、絶縁を逃れた…とか思った瞬間、またまたどばっと溢れてきた涙、涙。 結局、私達は今まで以上に仲良くなりました。とさ(笑)
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裏切ったのか、裏切ってないことになったのか、わからないけど、 それはお互いがそう感じたら、そうなるって事なんだろな…。 いくらそれが誤解でも。
結局バンドは抜けることにした。私がいたら他のメンバーの足も引っ張るし、 向こうも私の事考えて無理のない練習するだろうし。お互いの為。
ちなみに、今回泣いた事はNに内緒にしてある。だって、仮にも女を(笑) 泣かせたなんて、きっとNはずっと引きずるからさ。 今の彼女にも苦労してるみたいだし(笑) まぁ、またいつかの奥の手って事で(ぉい? しかし、メールというのは実は電話より怖いよ。私は電話の方がラクだ。
泣きたいのに泣けない日々だったから、スッキリして良かったな。 久々の修羅場にとっても疲れた私でした(笑) 泣いたあとの食欲にはマジで悲しくなったぞぅ……;
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