針の裏
DiaryINDEXpastwill


2014年09月23日(火) 母ぐるぐる

母と合わない。どうしてこんなにぶつかるかな。
仲良く、私くらいは母の心を安らかにできる存在になりたいと思っているのだけれど。
普通の会話もままならないことがある。

実家の渦の中心にいるのは母。長い年月をかけて、本来の朗らかさや素直な柔軟さを発揮できなくなってしまった。その原因は、父にあり私にあると思う。
それでも母は変化しようと頑張っていたのだけれど、今回会った感じでは、自分が変化しても相手が変わらなければ限度があると察して、少しささくれだっている気がした。そしてとうとう言われてしまった。
「あなたの方が柔軟なんだろうね。でも、だんだん年をとってきて、もうあまり考え方を変えたり柔軟に捉えたりすることができないの。(自分の見てきたことからみても)若い人の方が受け入れてくれないとぶつかる。でも、それってあなたに自分を押し殺せっていうことよね。それはして欲しくないんだけど…」。
会うのは年に数回だから、押し殺せるところは合わせるように努力することはできるかもしれない。
でも、私にはわからない地雷も少なくないんだよ。それに対応するのは難しいよ。
会う度に少しずつ変わっている実家のルール。認識していないのに、その枠からはみ出ると怒られるとか、しんどい…。

「普通は」とか「常識では」とか、私の好きじゃない言葉がやけに耳についた今回。
そうね、私が合わせるのが、穏やかな関係を築く近道なんだろうね。
はぁ、母は頑張ってきたんだろうになぁ。
私も頑固みたいだからな。


高耶 |MAIL