一色達夫の日記

2005年04月06日(水) 平成17年3月議会議案質疑2 資源ゴミ回収費補助金

次、同じく平成17年度西条市一般会計予算について 歳出
4款2項2目 塵芥処理費のうち 19節負担金・補助金及び交付金のうちの「資源ごみ回収費補助金」についてお聞きします。
予算説明書209ページに補助金600万円と書かれています。

この事業については、旧西条市では行われていなかった事業ですので、前回の12月議会での予算提案があった時に質疑をさせてもらいました。
答弁の内容は、この事業の目的としては、資源ごみの集団回収を自主的に実施している市内の市民団体や福祉団体などに対して、補助金を交付することにより、その活動を奨励し、ごみの資源化及び減量化を推進するためであり、
旧東予市、旧丹原町、旧小松町で実施してきた事業であるということです。
回収団体の用件としては、地域住民で構成する営利を目的としない団体で、原則として会員が20名以上で構成されている団体となっています。
今回の予算は、この事業を新市の全域に広げて実施するためのものですが、
市長の施政方針の25ページには、「ごみの資源化及び減量化を推進するため、資源ごみを集団回収する団体に対する補助について、内容をより充実させて実施してまいります。」とありましたので、内部的にどのように検討して今回の予算提案となったのか、お答えいただければと思います。
その具体的な質問内容として
資源ごみの回収をしていただくと予定している団体の数、回収量、回収対象品目について、また、補助内容についてです。
最後の補助内容については、予算の提案説明のおりに資源ごみ1kgあたり4円の補助と説明していましたが、前回の答弁の折りには旧東予市では資源ごみ1kgあたり4円、旧丹原町では1kg3円、旧小松町では1kgあたり6円の補助を行ってきたが、合併による事務事業の調整によって補助の基本額については東予市の例によって1kgあたり4円で調整したと説明していました。
合併の基本的理念としては、サービスは高く負担は低くとありますので、補助内容としては一番高い旧小松町の事例にならって資源ごみ1kgあたり6円とするのが本来の姿かとは思うのですが、4円となった理由についてもお答えいただければと思います。

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今日地域を歩いていたら、とある団地のそこかしこに新聞紙の束が山積みされているのを見かけた。
それを回収業者が平ボテトラックで回収して回っている。
この回収費用も税金で賄われているのだが、今回の「資源ゴミ回収費補助金事業」が具体的に動き出せば、今日のような光景が無くなると予想される。いや、予想ではなくて、資源ゴミのリサイクル活動に市民の多くが取り組んでくれることが望まれる。

私の政治テーマである「市民と行政の協働作業によるまちづくり」の具体的な事業として、この資源ゴミ回収活動は一つの柱となるし、次の事業に繋がる橋頭堡ともなると考えている。

自治体合併によって、旧西条市では行われていなかった事業が具体化するのだから、なんとも言いようのない気分ではあるのだが・・・・・。


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