このところ夕方から９時頃まで、自治体合併についての「住民投票」の実施を求める署名をお願いに、関心の有りそうなお宅を回っているが、いっこうに数が増えません。
それは、署名活動を始めた頃の日記にも書いたことだが、署名の趣旨を分かってもらうまでの説明に長時間を要すること。それに加えて、この問題以外での話がどうしても長くなることです。
皆さんの最近の関心は、どうしても「住民基本台帳ネット」の方に向いています。
こちらの方の反対署名はどうなの。西条市ではやめられないのとまで言われると、外国の事例を持ち出すところから始めて、これを拒否する方法は無いわけではないとうい話までも持ち出してしまい、ついつい長居になってしまうのです。
また、下水の埋設時期や道路拡張の時期。さらに最近よく市報に出ている線引き見直しへの質問や、福祉関係への質問。学校５日制に代表される子供の教育問題等々、行政が取り組むあらゆる事についての質問が出てくるのです。
これらの質問に、その場で即答しなければならない立場の者としては、こういう機会に日頃の情報の蓄積を試されているようです。
また、相手が求めている事を、少ない言葉で早く理解してもらえるよう、如何に話を組み立てるか、その話術すらも試される事となっているようです。
そんなところから、署名の数を稼ぐ事は二の次で、自治体合併の話を良い機会として、様々な質問への受け答えの方が多くなっているような最近なのです。
本日の署名の成果は３０名でした。