( 2003年08月27日(水) ) 夢の中であの頃のようにどこまでも続くふたつの足跡

今日は朝部活前に化学室で指揮の練習をして、
そのあとは合奏まで指揮の練習をして、
合奏の間も指揮をして、
パート練の間も指揮の練習をしていました。
よって腕が痛い。本当1日中振ってた気がする。
でも純には「指揮良くなってるよ!」って言われた。
もっともっと頑張らなきゃ。

自分で言うのもなんだけど、
ていうか何コイツって思う人も多いかもだけど、
自分は大体のことは人並みにできると思う。(勉強は問題外。/笑)
サックスだってそうだし、去年の吹コンの時に人数の関係で
パーカスでティンパニーやらされてた時もそうだし、
コンマスの仕事だって。
だけど、指揮は全然できない。人並み以下。ていうかケツに近い。
だから、それが悔しいと思いました。
「才能」というものはあると思う!
で、自分は偶然サックスの才能が少しあったかもだし、
ティンパニーの才能ももしかしたらあったのかもしれない。
で、才能のかけらもない指揮は、
他の指揮がうまくできる人の才能の分、努力をしなければならない。
「努力をすれば報われる」ってあたしは本当かどうかわからない。
頑張ったって下手な人はいつまでも下手なままかもしれないから。
でも、自分自身は報われるんだと思う。
サックスを頑張った時も、頑張った道のりで報われた気がした。
(あるんだかないんだかわかんない「才能」のおかげかなにかで、
 自然と技術も身についてきたけど。当時の成長ぶりは、
 今思い出しても自分の事ながら凄かったなぁと思います。)
それに指揮振れないで文化祭の演奏を無駄にしたくないし、
それなりに責任も感じてます。
だから、あたしには頑張るという選択しかない気もする。
とりあえず毎日指揮棒を振るだけです。
絶対自分の振る曲だけは完璧にしたいと思っています。

今日は定期演奏会の3部の選曲をしました。
といってもあたしは選曲係じゃないので、音楽室で楽器吹いてた。
(部活が終わった後なのであまり人はいなかった。)
石原や恵は選曲係なので化学室に集まって話し合いしてて、
あたしは田中やゆっことライヴの練習とかしてたんで、
結構それなりに楽しかったでした。
で、顧問が「そろそろ音楽室閉める」というので、
楽器片付けたりしてそのあと化学室での話し合いにまじってました。
3部の選曲は着々と進んでてすごいなぁと思ったんだけど、その中で、
石原が、「『青春の輝き』やろう」って言い出したの。
青春の輝きは、サックスで吹くならばあたしが1番大好きな曲です。
そんでもってその曲は全部がサックスのソロによってできています。
初めてその曲を聴いてすごく感動したんです。本当泣きました。
ずっと憧れの曲で、絶対上手く吹きたくて1年以上練習して、
これからもきっとずっとずっと吹いていく曲だと思います。
サックスを頑張るきっかけになった曲です。大好きです。
あたしがこの曲に思い入れてることを石原は知っていて、
あたしがこの曲をずっと練習してることも石原は知っていて、
それであたしに、「最後にお前を舞台に立たせたいと思って。」って
そう言ってくれました。
(3年になったら定演で中心となっての演奏はできないのです)
本当に本当に、なんとも言えないくらい嬉しかった。泣きたかった。
他の選曲の人達は他の曲でコレもいいね〜とか言ってたんだけど、
何回も石原が「他の曲だと楽譜買わなきゃいけないから」とか、
「青春の輝きならうちの中学から借りてこれるからお金使わないよ」とか
なんだか色んな事を言ってくれた。
それで、結局、4曲目に「青春の輝き」を吹くことになりました。
石原に信じてもらえると自信がつくんだ。コンクールのソロだって、
「お前ならできる」っていう石原の言葉を、何度も噛み締めて頑張れた。
だから、また、きっとあたしは頑張れる。
石原、ありがとう。

ごめん駄目だなんだか、好きの気持ちが日に日に大きくなってる。
携帯だって君と繋がってなければただのガラクタで。
どんなに素敵な人とメールしても、君とのメールが1番嬉しい。
携帯が鳴ると、君からかなぁっていつも期待してる。
誰かにあたしを「好き」と言ってもらえるよりも、
君との他愛の無い会話がしたい。





過去を愛しく思えるように 明日を生きる。

>>ろぐ

実緒(ミオ) [MAIL] [HOMEPAGE]

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