( 2002年10月14日(月) ) 乾 電 池 の 反 対 側


明日は給料日。
+石原の誕生日。
いや、別にあたしには関係ない。
何かをあげることもなければ、
祝うこともないだろう。
こういう存在なんだよね。あたしは。
最初から分かってるよ。

ふと、頭の右側に手で触れてみたり。
その時いったい何を思い出すのか。

石原にとってあたしはどれくらいの大きさなんだろう。
少しだけ考えてみたりする。
恵にマンガ本貸すってことは、
ちゃんと石原は覚えてて貸したりするのに、
あたしにアルマゲドンのMD貸してくれることや、
定期演奏会と全国のビデオ貸してくれることは、
全部忘れちゃってる。

恵に冗談で「退学してぇ〜〜」って言った時も、
石原は「すれば?」って言っただけで。

あたしが本当に退学したら、
きっとすぐあたしのことなんて忘れちゃうんだろう。
毎日同じ学校に通って同じ部活で同じパートで
だからあたしのことを知ってるってだけだよね。
あたしは石原を絶対忘れないのに。

ちょっとだけ、いや、かなり淋しいなぁ。


今、超マイナス女だねー


今日はいい天気だったから布団を干した。
夕方頃、暖かくなった布団に顔を埋めて、
ちょっとだけ心地良いと思った。
太陽って匂いがあるよね。
ふわふわした匂いが。





過去を愛しく思えるように 明日を生きる。

>>ろぐ

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