ゆずはちみつ
    
云ってはいけないこと。
さっき彼から電話が掛かってきた。
当の私は寝ていたんだけど。
なんか、鳴ってるなーって思って起きたら彼だった。
慌てて携帯持ったら切れて、即掛けなおしてみた。
「どうしたん?」
って聞いたら、「ちょっと話があって。」
ドキッとした。
とてつもない不安が襲い掛かる。

内容は、社内の人にあんまり色々喋るなということだった。
私たちは社内恋愛だから。
云っていい事と、悪いことがある。
そう言う。
それは私も十分わかっている…つもりだった。
っというか、本音は、誰かに相談しないと私の心がはちきれそうで、彼とやっていけないと思っている。
それは、彼が悪いのではなくて、わたしの男性経験があまりに少なすぎるからだ。
それを分かって欲しい。彼に。
そう思う。

今日、彼は夜診で私が最初に相談した先輩と一緒だったらしい。
それで、色々彼女は言ったのだろう。
っていうか、何を言ったのかがわからないから、誰に話した内容なのかが分からない。
だから、私も対処のしようがないじゃいか。
何をさして、彼は何も言うなと言っているのだろうか。
だいたい検討はついているけれど、はっきり言って幻滅だ。
もうだれにも相談しない。
そう心に誓う。今。
誰にも相談しないと。
彼を傷つけたくないから。
彼が悲しい思いをしていると思うだけで、眠れない。
だって、私は彼が好きだから。

2002年06月13日(木)



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