life
ゆん



 父が亡くなってもうすぐ2年

この前の夜、用事で出掛けての帰り
歩いててふっと2年前の事を思い出した

父の病状が悪いから来た方がいいって連絡が夜にあって
慌てて着替えて家を出たけど真夜中近くだったので
駅まで行くのにタクシーをひろおうとした
でも、時間が時間で全然普通の車すら走ってない
しばらく歩いてみたけどダメで電車の最終の時間が過ぎたから
一度家に戻った
あいつにもすぐ連絡したけど留守電で、メッセージを入れておいたから
夜中にでも車飛ばして帰って来ると思ったから連絡待とうと思った
でも、それは見事に打ち砕かれた
あいつからは次の日の朝遅くなってからやっと連絡が来たからね

前と同じ愚痴になるけど
その前から父の病状がかなり悪いと知らせてあったのに
言い訳では「携帯をマナーにしたまま寝て気が付かなかった」とかって
ありえない!
いつ危ないって連絡が入るかもしれないって状況なのに
あいつにとってはあたしの父なんて赤の他人と同じだって事だとよくわかったよ

病院に連絡したら、今の所落ち着いてるみたいだったので
朝1番で行く事にして服のまま横になった
次の日1進1対だったけどまだ生きててくれた
その日の午後亡くなりました

タクシーが捕まらずしょうがないとあきらめて家まで歩いてた時の事思い出した

父が亡くなってもうすぐ2年

2004年11月08日(月)
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