問はず語り
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| 2004年04月25日(日) |
リアルドリーム超特急。 |
今日は本当の意味での、夢の話。
私は以前、保母さんになりたかった。
子供が好きだし(つーか同レベル)、ピアノも全く弾けないというワケではないし、 大変だろうけどやり甲斐がありそうだし。
でも保母さんってのは全国でも相当数が溢れていて、資格を取っても働けないという人がとても多いらしい。
働きたくてもそれが出来ないなら意味がない。
そう思ってやめた。
私は以前、漫画家になりたかった。
本が好きで、漫画が好きで、絵を描くのが好きで、となるともう必然とも言うべきか いつからかとてもとても憧れた。
でもそれを仕事にするってことは気分が乗らなくても無理矢理描かんといかんし 色々な規制があって自由に描けないんだろうなぁと思うと
私には到底続けられそうにないと思ってやめた。 絵を描くことを嫌いになりたくないから、 自由気ままに描ける今の趣味程度に留めておくのが私にとって1番性に合っているんだと思う。
私は以前、ラジオのDJになりたかった。
話すのが好きだし、音楽も好きだし、ああいう華やかな世界に憧れたもんである。
でも、実際なれるかどうかは全然別問題だし、それで成功するのはほんの一握りだし
何よりも「これをしたからなれる」という明確な道筋がない。
アナウンサーになって番組を持つか、アーティストになって機会を待つか。 そう考えると普通に無理だろうな、と思って諦めた。
でも実は未だに微妙になりたいと密かに思ってたり。(笑)
私は以前、漫画家の担当さんになりたかった。
自分は仕事として描くことは出来ないだろうが、せめて何か関係のあるものに携わりたかったのだと思う。
しかしながら、色々気苦労が耐えないだろうという事は目に見えているのでやめた。
それと同様の理由で、ラジオに関わる仕事にも就いてみたかった。
ただ、これだけの為に専門学校に行く勇気はなかった。
専門学校は道がどうしてもそれ1本しかなくなるから。
あとすっごいお金が必要で家にも相当負担をかけるから、 あまりに不確かな将来の為に踏み込む1歩をどうしても出せなかった。
私は以前、文字書きになりたかった。
小説の方じゃなく、例えば326がやってたようなアレである。
路上に座って、訪れた人の話を少し聞いて、それで感じた言葉を書いてちょこっと絵を加える。 そういうことをしてみたいと思ってた。
これは今でも機会があればやってみたい。
写真を撮って文字を加えるのでもいい。
とにかく自分が感じたことや心に浮かんだことを言葉で表現できるようなことをしてみたいんだと思う。
でも、私にはこれを実行するだけの勇気がなくて今に至る。
もし本気でそう思っているなら、何も考えず鞄1つで上京することだって出来るはずなのに どうしても保身的な私はそれが出来ない。
いつからか、夢だけ見ることが出来なくなってしまったことに気付いた。
それで本当に生活できるのか、とか安定してんのか、とか続けられんのか、収入は、過酷さは。
そういうとこばっか気にしていることに気付いた。
世の中は夢だけじゃ食ってけないってことを知ってしまった。
夢だけ見て、それに向かって純粋に走るだけだと思ってたあの頃を思い出すと 自分はなんて荒んだ心になってしまったのだろうと思う。
今私は、心からなりたい職業というものがない。
本当にない。 さっき「やってみたい」っていうのもちょこちょこあったけど、 これまで見てきたら分かるようにあっちへふらふら〜こっちへふらふら〜。
無駄に好きなことが多いから、やりたいことも無駄に多くて困る。
いっそ「これしかできない」というものがあれば、
あるいは好きなことが1つしかなければもっと簡単だったかもしれないのに。
ただそれだけを伸ばすことに忠実になれてたかもしれないのに。
仕事ってのは1日のうち大半を占めるので
つまり人生において大半を占めるので
自分が本当にやりたい、やり甲斐のある職業に就きたいと昔から思っているけど それが簡単なことじゃないということも十分分かってる。
それはもう、十分過ぎるほどに。
今1つだけ考えてるのは、人と話す職業に就きたいかな〜、と。
愚痴とか悩みとか、そういうのを聞くのが嫌いじゃないから、むしろ好きな方だから そういうのを聞いていく仕事に就いてみたい。
私に話すことによって、それでその人の心の負担を少しでも軽くする事が出来たらなぁと思う。
それを聞いて「こういう考え方もあるよ」という可能性を教えてあげられたらなぁと思う。 心理カウンセラー?
そんな大層なものじゃなくても、ただ単純に人と話したい。
人見知りなくせに、そういうことはしたがるという矛盾。
つーかあれですよ。
人に歴史ありだから、人の話を聞くのが好きなんですよね。
もっと教えて、もっと知りたい、と思ってしまう。
勿論突っ込んだ話は相手が話すに任しますが、その人が生きてきた道を聞くのが好きなんだと思う。
ただこれは友達限定のことであって、お母とかが言うには
「でも絶対その意見が間違ってると思っても、あんたは反論したらいかんのよ」ってこと。
ただ聞く、という行為はなかなかにしんどいものである。
それに、例えば心理カウンセラーになりたいと思ったところで、一体今から何が出来るだろうか。
前にも言ったように、勉強するには常に金銭的な負担がかかる。
まずはそれをやりくりしないことには、夢さえも追えない。
どれもこれも、そう簡単にはいかないみたいだけれども
もし誰にも譲れない夢を見つける事ができたら、ひたすらそれに向かって走っていきたい。
まずは見つけることが先決だけども、見つけられたらあとはやりたいことなんて決まってる。
早くそう思えるほどの、夢中になれるほどの何かを見つけたい。
それが1年先になるか10年先になるか分からんけどね。
生きてる間に見つけられたら儲けモンだと思うですよ。
そうこうしてるうちに就活始まっちまうけどな!!
それでも私は今でも仕事に対して夢を持っている。
仕事に生き甲斐を見つけられたら、人生はなんて素晴らしいものになるだろうか。
「何を夢みたいなことを」と思われても、だって夢だし。
どんな仕事に就くことになろうと、これだけは叶えたい夢である。
それかぬらりを大々的に売り出したいね!!(かなり本気)
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