問はず語り
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2002年05月30日(木) 忘れた頃に大平的幡多弁講座

どうも。世界でただ一人、真に幡多弁を愛している人にのみ与えられる最高の名誉
「幡多弁一級ライセンス」保持者の大平です。
今回はラムも時々口にする「〜ちゃ」についてお話しましょう。

「〜ちゃ」は普通に幡多弁として存在しております。
これは強調の意味で用いられる事がほとんどです。
ちょっと例を挙げてみましょう。
都合により全て幡多弁で喋ってもらいます。


CASE1/一般家庭におけるありふれた会話
「あんた宿題やった?」
「いや、まだ」
「ならゲームばっかやりよらんと早よ宿題した!」
(同時通訳:じゃあゲームばっかりしてないで早く宿題しなさい!)
「ああもう分かったっちゃ!!」
(ああもう分かったから!!)


CASE2/虫歯を放置している困った友人(別名ぬらり)がいる
「だって怖いがやもん。」(だって怖いんだもの)
「あんたアホやろ。そのまま放っちょく方がよっぽど怖いろーが、早よ行けっちゃ。」
(あんたアホでしょう。そのまま放置してた方がよっぽど怖いでしょうが、早く行けって。)
「嫌っちゃ恐ろしい!」(←行こうという気だけはある)
だがこのままにしておけばもっと恐ろしい事態を招く結果になるであろうということを、
彼女ははっきり自覚していた。(のに行かない)
注)ケンカをしている訳ではありません。本当に。
どうも幡多弁は側から聞いてると普通に会話しててもケンカしてるのでは、と思うらしい。
これが普通なのになあ。


とまあこの様に何かを強調したい時に用いられます。
元々は「〜ちや」からきていると思われる。
CASE1で言い換えると「分かったちや!」で、CASE2だと「行けちや」。
よって「〜ちゃ」は「〜ちや」の短縮形であると推測できる訳ですな。
ちなみにどっちも使いますのでどちらが正しいという事はありません。

強調故に多少言い回しがキツく感じられますので
ラムちゃんが言う言い方とは別ものと考えた方が宜しいかと。


どっかの掲示板で「ラムちゃんの言語は高知県の土佐弁も入ってるって聞いた云々」とあったのですが、
それなら幡多弁でもあるわい!!という単なる対抗心から
今回また誰が読んでも面白くない幡多弁講座を開いちゃいました。いい迷惑ですね☆(全く。)
しかし実際土佐弁でも「〜ちゃ」って言うのかな。
高知弁は言うかな。よく分からん。


そういや高2年ん時に2−4になって結構嬉しかったのを思い出した。(笑)
ちょうどその時期に俺的うる星第1次フィーバーだったので感動もひとしお☆


救いようがないのは分かっちょうっちゃ!
(救いようがないのは分かってるんだって!)


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大平綾都 |MAILHomePage


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