昨日から銀座松屋ではじまった「ミヒャエル・ゾーヴァの世界」を見る。デカパンをはいたウサギをはじめ物語性の豊かな絵で日本にもファンが多いけれど、本格的な展覧会ははじめてとのこと。今年は「日本ドイツ年」らしい。
映画『アメリ』に登場した絵とランプ、『ちいさなちいさな王様』、モーツァルトのオペラが原作の絵本『魔笛』の挿絵など未発表の原画も合わせた130点は見ごたえ十分。「こんなに人気があったの!」と驚く人出も手伝って、じっくり鑑賞することができた。絵本のあらすじもついているので、何冊もの本を読んだようなぜいたくな気分。歌の聞き間違えを集めた本(ドイツ版空耳アワー!?)なんかもあって、面白い。ドイツ語をかじった身にとっては、タイトルのドイツ語と邦訳を見比べるのも楽しかった。23日(月)まで松屋8階大催場にて。