『ブレーン・ストーミング・ティーン』ドラマ化の話が舞い込んだ夏からあっという間、半年も経たない間に『ブレスト〜女子高生、10億円の賭け!』という形になり、放送日を迎える。最初の打ち合わせから決定稿までが二か月足らず、撮影から完成までが一か月足らず、と映画では考えられないスピード。
年末の完成試写を逃したので、仕上がりを見るのは今日のオンエアがはじめて。朝から「朝日新聞に大きく広告出てるよ」とあちこちから知らせてもらう。ラテ面のこのスペース、けっこう高かったはず。カラー料金と日付指定料金を入れると、数百万? 原作も写真入りで紹介されて、ありがたい。
放送の二時前になると「これから見ます」のメールが続々。オンエアは「わー動いてる」という感激でいっぱいで、夢を見ているよう。録画を再生してもう一度味わっているところに、「見たよー」の電話とメールが次々。原作とあわせて楽しんでくれた人が多くて、映像化を自分のことのように喜んでくれている。「クレジットを見て、じーんとしました」という人も。オンエア前は21000台だったamazonの売り上げはオンエア直後に4桁になり、30分後に203位まで上昇。
「ドラマのほうがよかった」「原作のほうが好き」とどっちを持ち上げられても喜べるのは、原作者兼脚本家の特権。最初の原稿を書いたのは文芸社で本を出す6年前の1998年だから、戦略企画室の6人とはもう8年のおつきあい。出版、脚本のステップを踏んで成長した彼らは、映像になっていちだんと魅力を増し、ドラマの時間の中でさらに成長を遂げた。クライマックスのプレゼンのシーンでは「摩湖、大きくなったなあ」としみじみ。キャストもとてもはまっていた。
観てくださった方、ぜひいまいまさこカフェへ感想をお聞かせください。感想ページにブレストのページを近々オープンします。テレビ朝日特設サイトでも感想を受付中。
◆2005年11月28日 『ブレスト〜女子高生、10億円の賭け!』制作会見
2003年01月08日(水) ベトナム料理
2002年01月08日(火) Georg Jensen