2002/02/02(土) 歩くとわかること
■週末は家で過ごすことが多い。朝テレビでやっていた古着リフォームに触発され、穿かなくなった茶色いキュロットのポケットをハート型に切り抜き、先週買った赤いパンツの裾に縫いつける。ここから小銭を出して、笑いを取ってやろう。■夕方近くなって、体を動かしたい気分になり、ダンナと散歩に出る。天気がいいので池袋まで歩く。巣鴨大鳥神社の節分祭に遭遇し、モンゴル料理屋を見つける。自転車の男の人が落としたマルボロを拾い、取りに戻ってこないので、ゴミ箱を探して歩く。街にゴミ箱がないことに気づく。50分ほど歩いて、池袋の西武に入る。今年の春は花柄が流行るらしい。オレンジの長袖とピンクのパフスリーブを買う。ダンナは無言。心の中で「何才のつもりだ」と呆れている。ケンジントンルームでお茶をする。フルーツのタルトと紅茶のプリン。歩いた後のケーキはおいしい。隣のテーブルの女の子三人組が「1位は金 2位は愛情 3位は友達 4位は性欲」と話している。ダンナが「何の話だと思う?」「恋人に持っててもらいたいモノじゃないの?」とわたし。「そっか。自分が大事にしているものかと思った」。さて真相は?スポーツ用品売り場に移動し、フィットネス器具を見る。ダンナはテレビを見ながら痩せようという魂胆。ステッパーをひたすら踏むより、景色見ながら散歩したほうが楽しいんじゃないだろか。続いてCD売り場でWhiteberryの『カメレオン』を入手。ジャケットに「パコダテ人主題歌」とシールが貼ってあり、感激。レジで隣に並んだ大柄の女の子がわたしと同じ髪型……と思ってみたら、女装したオジサンだった。街は刺激に満ちている。