2002年01月15日(火)  ノベライズ

■大学時代のクラスメートI君から、パコダテ人ノベライズ原稿の感想メールが届く。「地下鉄で読んでたんだけど、乗り過ごしてしまった。しかたなくUターンしたが、そこでもたまらず読んでしまいまた乗り過ごし。読んでるあいだは目的地に着けないな、こりゃ」。先日部屋を片付けたとき、I君が入院中にわたしが出した『宿題』(創造力テストみたいなもの)を発掘。「紙コップの使い方をできるだけ述べよ」という問いに「検尿ぐらいしか思いつかない」と答えていた。そんな人(どんな人だ?)の心をつかんだことに気をよくする。ほめた後に「気になったところ」としていくつかポイントを挙げていたが、どれも的確。人の意見は貴重だ。I君の指摘をもとに書き直してみようかなと思う。■前田監督からは「もっと文字を少なく、子ども向けのすなおな絵本にしたい」と電話。それもわかるので「絵本とノベライズ両方出しましょう」と言うと、「そんなに簡単に本は出せませんよ」。小説家も絵本作家も、夢見た頃があった。一度に夢をかなえてしまうのは贅沢なのかな。■小山さんにいただいたファースト・コレクションの『マミング』はおかきの柿の種にチョコレートをまぶしたお菓子。家の人と分け、会社の人にもおすそわけ。一人でたくさん食べるのも好きだけど、みんなで少しずつ食べるのもおいしい。■タイカレーを食べながらNHK-FM青春アドベンチャー『カレーライフ』第6回。今日の舞台はインド。子どもの頃、隣に住んでいたインド人のポピーちゃん一家を懐かしく思いながら聴く。晴れた日には太陽で庭石を熱してチャパティーを焼いていた。

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