日記雑記
ソンナモノハ妄想ダ 表紙|以前|以後
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| 2005年06月18日(土) |
勢いに任せて処天感想(一)。 |
日出処の天子を読みました。一応一度読み。 借りてくる直前の授業で、先生が話題にしてきて驚きました。 「あれを本当の話だと思われると困るのですが…」と言いつつ面白いね、だって。 本当の話だと思ったりできませんから…!(笑)
毛人は伊藤英明っぽいイメージです。ヘタレー。
厩戸の行動の激しさは、正直なところ怖かったです。 でも何かこう…好きなんですよ。頭が切れて、歪んでて、猛烈に誰かに惹かれてる人って。切れ長の目の黒髪ですし(笑)。 自分にとってのその誰かはなくてはならないのに、相手にとってはそうじゃない。それで、最後は置いていかれてしまう。
こういう話だと、どーしても置いていかれる人サイドから、ものを見てしまいます。 ああ、すっきりしない。
それでも、この先厩戸が政治外交上で大活躍することは周知の事実なので、まだこの人は大丈夫なんだな、と思って少し安心したり。 それと女の人が愛せないというのは、女体と女らしさ?が駄目ということなのでしょうか。あの女の子なら大丈夫なのですか? あの子が厩戸にとって嫌悪の対象でないというなら、それでも良いような気がします。いや、どう考えても恋愛とは言えないし、本当に良いのか?という感じではありますが。それでも、厩戸の為には、一人よりは良いんじゃないかな…。 同じ理由で、個人的には厩戸がいいのなら、淡水×厩戸だって問題なしです。二日間だけ(というか、実質二ページ分)ですがね……。ドキッとしました。慰める話が好きなんですね…。
毛人と厩戸だけではなく、色々な人の要素が詰まっているので言いたいこともたくさんありますが、まとめて読んだらちょっと疲れた。 豪放磊落なアナホベさんが密かに好きでした。厩戸を取り押さえて力では俺に敵わない…とか言い出したところ、本気で萌えました。まさか直後にあんなことになるとは思わなかったさ。
全体に、厩戸は怖かったけど色気も凄かったんだと思います。怪しげな部分への感想ばかりになってしまってすみません。毛人の話なんて全くしてないし。
というか、自分の読み方は浅いのでしょうかね。今のところ、嫌いな人といったらハツセベ?(うろ覚え…アナホベの弟)くらいです。あまり強烈に好きとか嫌いとか出てきてないな…。
(続く、かも)
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