| 2006年11月07日(火) |
にっきじゃないにゃ/ああああああああ |
引き続き観劇メモなんだにゃ。すいませんにゃ、この時期はいつもこんなんです… なんかMAすばらしいしか書いてないような気がしたので補足して問題点もメモしておこう。
一番の問題は帝劇の舞台を求めていた人にそぐわない作品になってること。おば様おば様言ってますが、客層は本当に女性、それも主婦あるいはそれ以上なんですよね現状では。で、子供の教育やら洗濯やら炊事やらをよそに置いて観に来ていると。そこではそれなりの素敵な別世界への逃避を求めたいのだと。しかしMA、明らかに9・11からイラク戦争への批判を込めている。戦争ってなんだろう民衆ってなんだろうみたいな、社会問題について考えさせるものになっている。あたしたちはわざわざこの劇場へ高い代金を払ってまで社会問題を考えに来てるわけじゃないと。そんなの考えるならテレビのニュースでいいんだから。キャスティングやクオリティは帝劇なのに、別のもう一回り小さな劇場へ観に来ている気分になる。それこそ演出家のK山さんの新国立とか。とってもアンバランス。この問題は再演しない限り解決されないかもしれないので難しい。
でも本来、ベトナム戦争を題材にしたミス・サイゴンが絶賛されるならMAだっていいと思うんだよな。私はミス・サイゴンはあんまり好きじゃないのですが。
あとは研磨と整理の問題ですね。まだ初日明けて6日しか経ってないので、それはまだまだこれからだと思います。ベガーズは一ヶ月経っても全然変わらなかった。でもあれは脚本がよろしくないと思うわたし。MAは音楽を筆頭に良い素材の可能性が詰まってると思うわたし。しかも凱旋公演含めて5月まで上演するんだから変わらないはずがない。S季じゃないんだから。
全てのキャラクターがフェアな状態で演じられてるからとってもわかりにくいと思うんですよね。群集劇でも主役は必要だと思うんだ。M!だったらヴォルフガング、エリザならシシィと判り易いんですが、MAはわからない。 アンサンブルの騒ぎの中でもこれだけはちゃんと聞かせなきゃっていう台詞があるはずなんですが、それが騒ぐシーンに重きを置かれて掻き消えてしまう。 The voice of heart(歌いながら舞台奥へ下がっていくのは盛り上がりに反しておかしいとは思う。なんでアニエスのナンバーと順番逆にしなかったんだろ)を歌っていたはずの民衆が、罪を購え、その首を刎ねろ、なんと晴れがましい、今日こそ見られる…と歌うに至るっていうのはとても面白いと思うんです。それが繋がって見えないからわからなくて面白くない。ま、わたしは常にアンサンブルのたわらくんに照準を合わせてるので繋がる可能性があるかも?と思うわけですがv プリンシパルに照準があってる人はわけわかんないかもしれない。
うんとりあえずここまで。あついですね。とにかく私はたわらくんがまたしばらく舞台で観られることが嬉しいのです(出た本音)ああーM!のときはアンサンブルなんて知らなかったんだ…是非M!を再演してください。メロンを盗もうとするたわらくんが見たい(ぇ でももし実際M!が再演したら、できれば初日は1人で観たい。僕こそ音楽か、ひどければ冒頭のモーツァルト!でボロ泣きする自信があるvOTL あとMA、音楽はほんとにいいと思うんだ。編曲も古くなくていいんだ。ナンバーを列挙してそれぞれのいいところを書き出したいくらい好きです。K村さん扮するラパン夫人がたまに「通い詰めてほねーにゅーきぃ〜♪(骨抜き)」と歌うのがツボです。あと、ルキーニことT嶋さん扮するオルレアン公のソロ中に「いいだろう、認めよう」と突然認めだす歌詞。ただの私のツボです。
そんなこと考えながら倒れてたらうっかり寝てしまって、架空の舞台を観ました。満月と咲き誇るユリの白に夜と湖の青のすごい綺麗なセットと対照の位置に並ぶ若い男と壮年の男。何故か演出家は鈴○裕美。そこだけ実在かよ!
**
耐えられなくて学割でMA観に行ってしまった。 たいしたことじゃないのかもしれない。多分、4月5月にはこんなこと当たり前に理解できるようになる。でも表現が繋がらない今、やっと5回目にしてマルグリットの行動が私の中で一本に繋がった。二幕の、マルグリットがフェルセンを牢屋へ案内したその意味がわかって、んでそのときの音楽が最高潮に達することの意味もわかって、ええ泣きましたとも。一応伏せて。 マルグリットもあの手紙がラブレターであればいいと思い始めていたんじゃないかと。 でも手紙はラブレターじゃなく命令で、失望した。だけどフェルセンはそれでも手紙を渡せと言う。だから牢屋へ案内して賭けてみた。 すると子供の目も他人の目も構わずマリーはフェルセンを求める。 何もかもを失くした女に最後に残っていたものが愛だと知って、一心に憎んできた思いが揺らいだように見えた。 段々オタクやヅカ系の方がいなくなって、一般のお客さんが多くなってました。拍手のしどころがわからなくてしんと静まり返りそうでめちゃめちゃ怖かったので、通常の3倍で拍手しましたとも。なんで私こんなに必死なの? 別に自分の作品でもないし、かけらも制作にたずさわってないのにね。席に余裕があるときはT宝のスタッフは席で自分の作品を見るべきだ。そんでちゃんと拍手を促してあげなよ。それがわからないだけで微妙な印象になるよ。エリザみたいにひたすら爆竹なのもアレですが。歌舞伎はその辺り徹底してるよね。
と、近所でやってた就職フェアのすごい人の数にうんざりして帝劇へ赴いた学生がいますよ? でも、こっちのほうが遙かに重要だった気がする。みんなフラフラで台詞も飛ぶほどでしたが、最後にたわらくんがちょっと笑ってカテコ出てくれたからそれだけで私はすべて吹き飛ばせます(飛ばしてどうする
|