先週のリベンジをするために今週もフライブルクへ。先週、着物を着てバンフレットを配るだけというバイトがあると聞いたので、もうすぐ帰国してしまうRさんと一緒に会場に行くと、そんな仕事はないと言われた。後から確認したところ、それは来週だったと。なので、今週こそはと、着物を持って、バイト会場へ。裏口から入ると、すでに担当の人がお待ちかねだった。早速、更衣室に案内され、着物に着替える。(ちなみにこの着物日本食レストランからの借り物だが、上下分かれていて、帯もできてて、簡単に着れる着物である。決して、二人とも着付けができるわけではない。)そして、簡単に仕事の説明をされる。「君たちは、入り口で来場客にこのパンフレットとグミベアヒェンを配るだけでいいから。」と。そのパンフレットには明日の新しいSUZUKIの店のOPEN記念パーティーの案内が書いてある。この会社、もともとはSKODAを売ってる会社らしく、会場には立派なSKODAが飾られていた。Rさん情報によると、SKODAはチェコの車らしい。どうりで、こないだプラハに行った時によく見かけたはずだ。今日はフライブルクのスポーツ選手を集めた舞踏会。この会社がスポンサーをしているので、ついでに宣伝ということらしい。SUZUKI=日本の車=着物の女性となったようだ。なんとなく、状況を把握したので、早速仕事。着飾った来場客に片っ端から愛想を振りまきパンフを配る。着物姿が目立つのか、向こうからも寄ってくる。知ってる日本語を片っ端から言う人もいた。そんな感じで、ファッションチェックもしつつ、ウェルカムシャンパンも飲みつつ、楽しくお仕事。2時間くらいして、来客のピークも過ぎた頃、そろそろいいかなと思い、担当者を探しに行く。しかし、なかなか見つからない。スポンサー会社の社長の居場所を尋ねると、舞踏会に参加してるという。社長のところへいくと、「君たちまだいたのか。もう帰っていいんだよ。」って、あの〜、まだ給料もらってないんですけど。。すると、社長は「それは君たちを雇った派遣会社が払うことになってたんだよ。でも、もしもらえなかったら、私のことろに来なさい。」と。ということで、もう一度担当の人を探すことに。係りのお姉さんに聞くと、「その人ならもう帰ったわよ。」って!どうすりゃいいんだ?とりあえず、着物に疲れてきたので、着替えることにした。そして、店に戻ってこの話を持ってきた人に確認してみると、担当者の連絡先を知ってるということなので、後で連絡してもらうことにした。翌日、連絡が取れて、Rさんが給料を取りに行ってくれた。なんと、2時間で70EUROも頂いてしまった。
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