タンデムの日。Christinのうちで親子丼を作る予定。その前に、アジアショップでお買い物。日本米10kgご購入。「日の出」と書いてあるのだが、「Shinode」とも書いてあった。これは、きっと江戸っ子に違いない。ちなみに、袋には微妙な侍の絵が。米を見ていたら、BASTIMA米を探してるというおばあちゃんが、私に、どれがいいのか聞いてきた。が、インド米のことなんて知らない。しばらくすると、おばあちゃんは、「米の香りをかいだ方がいい。」といい始め、片っ端から試していた。鼻っ面には、お米が3粒。。。
Christinの家に着き、親子丼作り開始。日本米を購入したことが、かなり嬉しいらしい。そして、醤油&みりんを購入したことも。2回目なので2人とも慣れた手つき。前回よりおいしいものが出来上がった。そして、バルコニーで親子丼。夏休みの日本旅行について話す。レンタカーを借りた方が電車より安くていいかも、という話になった。なぜか、Christinの中では、オープンカーでサングラスをかけて海岸沿いを走ることになっていた。ちなみに最近彼女はジャグラーにはまってるらしい。なんとも多趣味でおもしろい。絵も描いてるし。先日、Mさんと話題になった「ドイツで一番日が長い日」を聞いてみたが、やっぱりよくわかってなかった。
夜は、Gundulaと「Philosophische Nachtgespräch」という哲学講演を聴きに行った。Caféで行われるところが、なんとも哲学の国ドイツっぽい。みんな、ビールやワインを飲みながら講演を聴き、その後、質問&討論会。今日のテーマは「Was ist die Freiheit?(自由とは何か?)」。ミュンヘン大学の教授だった。講演自体はあまり面白くなくって、しかも、彼の自由論に反感を抱く人続出で、後の討論が炸裂した。それより、友達のGundulaの話の方が面白かった。彼女は、メルヘン大好きで昔からカーニバルの仮装の時には必ずお姫様の格好をしてたらしい。しかも、「本当のお姫様は、マットレスの下にある豆に気づくはずだ」というメルヘンを読み、実際、自分で何度も試したらしい。その度に、豆に気づくことができず、「あー自分はお姫様ではないんだ・・・。」と納得したらしい。そんな彼女は、かなりホームシックが激しいらしく、出身はケルンなので、今は一人暮らし。いつも、泣きたくなるって言ってた。だから、私がドイツで一人で生活してるのがすごいと思う、って。でも、彼女は2年後くらいに中国に留学したいらしく、そのために強くなんなきゃ!って言ってた。そして、少林寺拳法を始めることにしたらしい。私の周りには、個性の強いドイツ人がそろってるなあ。類は友を呼ぶ?それとも、ドイツ人がみんな個性強いのだろうか?
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