春の日記 DiaryINDEX|past|will
藤堂高虎。何か聞いたことあるような気がする名前なんだけど何をしたどこの人か知らない→前に読んだ秀吉の本に名前が出てきたような気がする→ん?小一郎秀長の家来だったの?→じゃあその人の話なら当然主人の話も出てくるよね…とかそういう流れです。主人公目当てじゃないとか…ごめん(笑)そんな訳で野盗に襲われてる秀長が助けられるという二人の出会いとか、浪人してた高虎を破格の石高で召し抱える秀長inお城の台所とか、裏方の大事さを秀長から学ぶ高虎とか、主人に横柄な態度を取る三成に噛みつきかかる高虎を叱りつける秀長とか、秀長のために武働きする高虎とか、秀長のために築城する高虎とか、秀長の隠し女を探しに行って女と居ると余人の前では決して見せない快活な姿を見て動揺する高虎とか、秀吉の跡取り変更命令に怒る秀長とその養子を自分の跡取りにすることで最終的に苦しさを共にする高虎とか、病に倒れて死んだ秀長に後を託されたのにむざむざ跡継ぎを暗殺されちゃって慟哭する高虎とかそういう主従関係を中心に見てました。高虎…主君好きすぎだろ。えーと、時代的には上巻は浅井家滅びの頃から秀頼誕生からしばらくの間ってとこですかね。内容以外で言えば文章は特に際立った特徴もなくまあ読みやすいんじゃないですかね。あ、大河ドラマ「天地人」の作者なんですって?全然知らなかったな…大河も見てなかったし。
春
|