誰も助けてくれない誰も誰も声が聞こえない姿はどこにもない手掛かりも何もない苛立ちを握り締めて憤りを噛み砕いた涙を拭うための手で助けを呼ぶための口で世界は白く闇に隠れ暗い影枷となる鎖に戒めを刻む翼という幻想に溺れ自らの足に涙の池を作るとめどなく枯れることなく紅い閃光が見えたらまた立ち上がれ