度々旅
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仕事でとても素敵な人と会った。ドキュメンタリー番組の撮影で、場所を探して提供したのだけど、その番組のディレクターさんがとても魅力的だった。いや、完全に一目惚れな気分で、なんつう素敵な雰囲気なのだろう完全に恋してしまった。
で、きっと只者ではないのだろうと、帰ってきて何気無く名前を調べてみると、ジャーナリストとしてパレスチナとか結構あちこちに取材に行ってて銃で負傷までしてた。やはり只者ではなかったー。
そして、取材立会いで思った別のこと。やはり、どんな現場も男の人だよなぁということ。撮影前、部屋に入るにあたりスタッフのみなさんは、外で着替え出した。パンツになり。上半身裸になり。。。うちの会社の現場も基本的に女性はいない。だから、取材に行くと、お客さんに結構驚かれる。女性社員いたんだ!と。最初の頃は私もヘルメットかぶって高いところとか登って撮影したりしてたんだけど、最近は現場の人にカメラ渡して撮ってもらったりしてる。安全教育とか受けてないし、こけたりしたことあるし、なんか、無理しないでいいか。。。という気分で。
で、最初の話。その魅力的な人について。今日限りで会えなくなるのは寂しいなんて思ってしまったのだけど、果たしてこんな人になりたいな、なのか、こんな人と一緒にいたいな、なのか自分がわからんなとふと思った。
両方なのかもしれないけれど。いってみれば私の人生なんていつもそんなだったなと思ったり。男女とわず素敵な人と出会うと、影響されやすく。興味もってそっちにフラフラ、あっちにフラフラしてしまう。己がどこにあるんだか。で、飽きてしまう。
元上司に、飽きっぽいと言われたけれど、ほんとにそうだな。ひとつのことに情熱を傾けて進んでいける人を尊敬してしまう。永遠に地に足がつかず、何も身に付かず歳だけ重ねてしまった。というか、十年前からそんなこと思ってる。
つまり、結局私はなんだかんだいって、この状態が望ましいんだなと毎度思っていろいろ忘れていくのでした。
しかし、魅力的な人と出会うとやっぱり刺激になるな。頑張ろう。
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