度々旅
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2014年08月27日(水) 結婚式とバーベキュー

ここんとこ工場通いが続いてる。実は工場の雰囲気や人が苦手。だからこそ、絡んだあとは、ちょっとほっとする。あー、受け入れてもらえた!というかんじ。
この距離感はなんだろ。一人一人はいいんだけど、なんか見えないルールがある気がするんだよね。

そういえば、この間の日曜日は会社の人の家でバーベキューパーティーだった。会社のバングラデシュ出身の子が結婚して、奥さんが日本にやってきたのでウェルカムパーティー。その結婚式がバングラデシュで行われたとき、実は私も会社を一週間休んで行き、前半はプラプラ旅をして、後半はあちらの結婚式をまるまる体験させてもらった。

結婚式は3日間続いた。昔は一週間くらいやったそうだ。一日目は前夜祭と称して、互いの家で別々にパーティー。夫となる会社の子の実家は、街の郊外にあり。その実家で前夜祭を行った。ビリヤニがふるまわれ、親戚、友達、近所の人が三百人以上きてステージでは儀式が行われ、それが終わると深夜までダンスタイム。子供達に手を引っ張られ踊りの輪の中へ。完全にクラブ状態。まさか、この年齢になって夜中まで踊ることがあるとは思わなかった。それも、サリーで。周りは田んぼだらけのステージだったし。

ちなみに、ビリヤニに使われた牛は、昼間は生きてた。夕方、プロのひとたちによって解体され肉となった。昔鶏を〆る場面に一度だけ立ち会ったことがあり、その鳥肉を食べることにすごく抵抗があったけど、今回は私もモリモリ食べた。ただし、肉クサさが鼻の中にのこっていて、その後一定期間牛肉は苦手になったけど。

翌日は奥さんの家主催のパーティ。新郎新婦は、最初顔をあわさず別々の場所で、写真をとられまくる。その後、儀式っぽいものがあって、2人が顔をあわせ、結婚の何かをする。何か、、、がよくわかってないのは、その時点で私たちはご飯を食べに行ってしまったから。会場内にはテーブルが配置され、おもい思いにあいたとこに座ってご飯をたべ、その前後は写真をとったり、おしゃべりしてるだけなのだ。
そんな結婚式のあとは、新郎、新婦は新郎宅へ。新郎宅につくと再び儀式をして、ふたりはベットルームへ。ベットルームは、お花で飾られ、その部屋までみんな入っていって写真をとったりしてた。

3日目。新郎主催のパーティ。私にもサリーを用意してくれていて、それを着て参加。前日と同じく、好きにご飯を食べて、好きにしゃべって。

そんなだった。ほんとに貴重な体験をさせてもらい、最近の旅はほとんど記憶薄なんだけど、この三日間のことは詳細に覚えてる。


で、そんな結婚式でほんとうに綺麗でお人形のようで、しゃべる姿、普通の姿がまったく想像できなかった新婦。一緒に結婚式に参加したひとたちが、バーベキューパーティを、企画。やっと新婦の素の姿で会えた。
あー、なんて顔が小さくて化粧をあまりしてなくても可愛らしいのでしょう。

日本を好きになってくれるといいな。


こげんき |MAILBBS

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