度々旅
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会社で一緒に働いている女の子が結婚する。祝電やらなんやらの手配。独身最後ということで、部署で数人誘い合いご飯。こっそりプレゼントをお金を集めてプレゼントを買いに行ったり。なんだか、自分に照らし合わせると不思議な気分になる。式をやっていない、入籍も誰にも言わなかった、既に一緒に住んでいた。そして父のことがあった。そんなこともあり、婚約し、周りに報告し、みたいな手順を踏んでいくことがいっさいなかった。ついでに言えば、友達にも未だあまり言っていない。そして、聞いた人間も「やっとかよ」という感じで、まあ特別何かがあったわけでない。 そんなわけで、そうかぁー。普通こういう感じでモノゴトが進んでいくのかというのを見させてもらっている。いろいろ大変そうだけれど、ちょっとうらやましくなる。一生に一回のことだしなぁーなんて。 が、ある意味父のことがあったおかげで、かなり劇的な感じで入籍したのは確かだ。父の葬式が、披露宴と化したわけでもある。そう思うと、行き当たりばったりの、葬式披露宴私らしいと言っちゃ私らしい。父のことがなかったとしても果たして、結婚といういわゆるオメデタイ雰囲気が漂ったかといえば、私の性格からしてなかっただろう。 となると、結婚というコトの運び方も、その人らしさの部分が色濃くでるのだなぁと思った。 で、大学の友達もそんな感じだったことを思い。ああ、類は友を呼ぶのねなんて思った。風のうわさ程度に、来年やる結婚式っぽいものについて、少し周りにメールを送った。で、このパーティーみたいなものをどう表現したらいいのだろうと思って携帯をいじっていたら、いい表現がでた。 「来年、結婚疲労パーティーをやるので、時間をあけておいてくれ」
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