度々旅
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今日の朝、あるきっかけで8年ぶりに 日記をつけようかと思い立った。 以前の日記は、10年以上続いていた。 そういえば、私が人に何かを伝えたいという気持ちが強いのは、 日記を書くということによって培われたのではないかしら。 気付けば、日々の感情をなんらかの形で放出しなければ 生きていけない人間になっていた。
日記を書き始めようか迷いながら、学校までの道程をたらたら歩く。 なんということでしょう! 日記を書くということを意識した途端、私の日常が、鮮明に・・・。
私は学校までの15分程の道程が大好きだ。 何が好きというわけでもなく、その道を歩くのがただ好きであった。 しかし、日記を意識しながら歩いた途端、好きな理由の欠片が、 一つ一つ私の前に姿を現してきた。 その道程にある竹林は、思っていた以上に広い。 小さな小川は、小さな小さな音をたてている。 そんな一つ一つが、私が大好きな道をつくり出していることに気付いた。
日々の生活を旅する。
ずっと求めていたそんな日常の旅を、可能なものにしてくれるのは 日記かもしれない。 そんなことを思い、再び始めてみようと。
しかし、久し振りの日記は、なかなか緊張する。 なんでだろ。 まあ、そんなことも日記が解決してくれるでしょう。
義務にならぬ程度に続けてみるかな
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