猫頭の毒読書日記
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2007年03月02日(金) |
むしかえし〜(^o^;) 沈黙の王 |
漢字の 虫 と 蟲 の関係ですが、 「虫」は「蟲」の略字として用いられてきて、教育漢字は略字のほうを利用したと大漢和にあります。 ちなみに「蟲」は動物の総称だそうです。 毛虫と鱗虫とか甲虫とか体表を覆っているもので分けて、裸蟲=人類だそう… 漢字を作ったのは伝説によれば 蒼頡(そうけつ) 宮城谷 昌光の 沈黙の王も漢字を作った男の話 沈黙の王 ちなみに虫は蛇の象形…っというのを白川静さんに簡単に解釈してもらうと 虫(チュウ・キ むし) 会意。もとの字は蟲に作り、虫(き)が三つ集まっている形。 蟲の常用漢字として用いる虫(ちゅう)はもと蟲とは別の字で 虫(き)と読む。虫(き)は蛇などは爬虫類の形、また蝮(まむし)という。 [虫二つならび〕(こん)は「説文」に蟲の総名なりとあり、蟲(虫)は昆虫のように密集する小さな「むし」をいう。 虫(き)は蛇など爬虫類の形で、蛇の形は巳(やむ)となるときもあり、自然神を祭ることを祀(まつる、まつり)という。 頭の大きな蛇の形は它(へび、ほか)で、蛇のもとの形である。
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