猫頭の毒読書日記
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2004年10月22日(金) 「解読古代文字」

Amazon(古本)から「解読古代文字」by矢島文夫(ちくま学芸文庫)がきて
読んでました・・
文字については、一般の説では
エジプトのほうがメソポタミアより遅いということですが
・どうなのかなぁ〜〜・・なぞです
そういえば
私が教わった「歴史」では、ハムラビ法典が最古の法典だったんだぁ〜
とにかく、
つぎ、ギルガメッシュをよみます・・
・・といいつつ今から
ジョージ・クルーニーのDVDをみる予定(ヘ_ヘ)


> > 文字については、一般の説では
> > エジプトのほうがメソポタミアより遅いということですが
>
> でも、手持ちの資料(発掘資料)でどっちがどうと言ってもあんまり意味がないような気がしますよね。

なんか断言しているのが多くて、どうもね
たとえば、1989年刊河出書房新社の「世界の歴史」(岸本通夫他著)
1234go〜〜〜とまとめると
1)シュメールの楔形文字はBC3500
  エジプトの聖刻文字はBC3100⇒
2)「エジプトはメソポタミアの文字を吸収消化した」
3)BC17〜16世紀
  セム人がエジプトの象形文字(シナイ文字)を
  簡素化してアルファベットを作った
4)それをフェニキア人が改良伝播して、
5)ギリシア・ラテン・インド・モンゴル他諸文字に

2000年8月刊「エジプト王国三千年」吉成薫著講談社選書メチエ
1)先王朝時代の彩文土器にヒエログリフに似た絵がいくつかみられる
2)このヒエログリフの前段階の絵とヒエログリフを結ぶものが存在しない(とされる)
ここで結論
3)文字を使うと言葉を固定できるという観念だけをシュメール人から学び
自分たちの力によってヒエログリフを作り出した(と考えられている)
・・という文調になっています
>その範囲でも、僅差なのですよね? 当面、ほぼ同時と思っておくほうがいいのかな。

2匹の蛇を掴む人の図があってね・・これだけみても
すごいひろがりで・・気になっちゃいます・・=オモシロイ
>
> わたし東アジアの古代文字の本の解説で、言語の発生と文字の発生についてさらっと書いてますが、あの数センテンスをさらっと書くためにけっこう神経すりへらして調べました。あたりさわりなく書いたつもりです^^;(最低限、言えそうなことを言った。) 要するに、わからんわけです。

はい・・(ヘ_ヘ)
>とくに言語の発生はね(←今年ぐらいから動きの激しいホットな分野です)。
うん・・そうみたいですね・・
それにしても・・なんか、ケルト(ケルト・ルネッサンス)のこととも
また一転してるみたいだし・・やるほど分らなくなったりして・・


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