満ち足りた日々の空虚 2003年07月12日(土) |
雑踏の中を、歩く。 土曜の渋谷は、若い。若くて、若くて、さらに若い。
あえて人込みの公園通りを下る。
でも、バーゲンセールは嫌い。 そんなエネルギー、もう、ないから。
用事だけ済ませ、はやくこの街から退散しよう。
21才の彼女の彼は1つ下だそう。
早く結婚して子供がほしいんですけど、彼が・・・
でしょうね・・・。
彼女の受け答えは大人のそれで、 25才ぐらいに思っていたら21才だときょう知った。 人は見かけによらないのね・・・ そのぐらいしっかりしてれば、結婚しても大丈夫よ、きっとね。 経済的な問題なんか、後からどうにでもなるものよ・・・。
結婚は、したいと思うときにした方がいい。 結婚したいと思う人は、なかなかいないもの。 だから、そう思った人がいれば、そのときがベストタイミングだと思う。
はぁ、彼女のキラキラした未来の計画に比べ
わたしといえば・・・ 満ち足りた日々をすごしながら空虚を感じる贅沢なバカ。
冒険をしてみたところで その冒険の先に自分を待っているのは、
胸膨らむ輝かしい未来などではなく
見る夢もなく、世の中に何も期待しないという いつもどおりの、よりどころのない生。
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