そんなお馬鹿な日々から抜け出すことを 教えてくれた女性がいた。
アパートのエレベータの中で声をかけてきた彼女。 3歳ぐらいの女の子の手をひいて22、3才ぐらいに見えた。
あの〜、日本の方ですか?
あ、はい。そうです・・・
と答えた瞬間、満面の笑顔で喜んでいたっけ。 ずっと友達がいなくて、寂しかったとか・・・言っていた。 流暢な日本語だったからしばらく日本人だと思い込んでいた。
それから行動を共にするようになって、いろんな話をしたっけ。
彼女が話す、彼女をとりまく環境は、 信じられないものばかりだった。
こんな、最高に危なく生きてる人、いままで聞いたことない。
彼女がわたしに聞かせてくれたのは、
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