昔の幻想を観に六本木ヒルズへ 2003年05月07日(水) |
とりあえず、渡辺貞夫のライブを観にという 理由くっつけていってきました、浅はかにも!
ナベサダはむっかしむっかし父が聴いていて その影響で彼の奏でる音にはなにか懐かしいものが・・・ パープル、レッド、ブルーのステージライトが暗闇に 映えて束の間だけど、うっとりです。
にしても、 日比谷線の六本木駅構内はあいかわらずあのままで こうにしかなんないのっ?!ってちょっとがっかり。 大江戸線のホームがあまりに洗練されてるかもだけど><
この街ってバブルの頃の記憶がくっついてまわって、 建築物はあたらしくなっても色あせてみえてしまう。 開発側の人間が古いからかも。丸ビルの三菱地所か ヒルズの森ビルかってアンケートがあるらしいけど わたしは三菱地所が新しい変化についていっているようで 好き。丸の内カフェの発想なんか特に気に入ってるし 丸の内の道路に巨大ハイヒールおいた広告も衝撃的でいいし なんていっても自分がいた会社がずっとお世話になってるとこだし 古いビルにLAN引いてくれる一大作業もいとわないしね。
10代の頃、六本木の街である女の子をみて心臓が止まりそうに なった覚えがある。その子は白い革のミニタイトはいて 黒い7cmハイヒールに黒ブレザー。 わたしとまったく同じファッション、同じ背格好で 同じヘアースタイルだった。「自分を見た」ってああいうのを言うのね。
昔の自分を見に未来からきたってかんじの衝撃がはしって その子を呆然とみていたら、いきなり後ろから肩をつかまれ強引に 振り向かされると、当惑した顔の白人の男の子。皮ジャンにジーンズ姿。 こちらもわたしと一緒だった彼にそっくり、髪の色以外は。 「彼女じゃ、じゃないっ」って顔の彼と、「彼じゃないっ」って 顔のわたし。
そう、 その男の子も自分の彼女とわたしを間違えるぐらいそっくりだったの。 その後、その光景に驚いたわたしの金髪の彼がかけつけて、 黒髪のジョントラボルタ似の男と子とは会話もなくおわったんだけど。 どちらも外人の彼だったのが昔の六本木ってかんじ。
でも何年たっても、自分と似た格好の人っているのね。 ジーンズに白いブラウスプルオーバーにして、 白いローパンプスでラフにいったんだけど、まったく自分と同じ格好の 白人女性をみて、先の記憶が蘇ったしだいです。
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