| 宗教の壁って厚いんですよ 2003年03月23日(日) |
いわゆる宗教戦争のようなものだと思います、戦争はすべて。
アメリカのバイブルベルト地帯で過ごした学生時代、白人至上主義を
いやというほど思い知らされました。
おまけに大学はクリスチャンスクール。
毎朝10時チャペル、木曜5時はバイブルクラス、
日曜午前はチャペル、午後はクリスチャンの人たちとのパーティー。
こんな生活が続きました。
毎朝のチャペルは1学期で3回欠席するとキックアウト、
いわゆる退学です。
厳しいです、厳しすぎました。
授業ではもちろん聖書を学びます。
結婚相手にはなるべく自分と同じ宗教で同じような環境で育った人、
同じ地域出身者、それから同じ教育を受けた者、
そして最後に同人種を選びなさいという教え。
白人以外も受けてる授業ではっきりと言うのです。
立場ありませんでした。
規則はもちろん禁欲的で厳しかったです。
アルコール・ドラッグ禁止までは納得できる。
さらに服装はミニスカート禁止、スカートはひざ上１インチまで。
タンクトップ禁止、フレンチスリーブも禁止。
異性と向き合ってのダンス禁止、寮は異性の出入り禁止。
まるで修道院のような学校です。
でもこの学校、結婚相手を見つけるにはもってこいの学校なのです。
学生はほとんどがエリートの家庭からきていて、
いわゆるとんでもない虫が自分の子供につかないようにと
親が送り込んでくる・・・
思うに、アメリカを動かしているのは
こういうごく一部の人たちだと思うのです。
ものすごい保守的です。
自分達と違うものはことごとく排除します。
こんな感じですから、
自分達以外の人のことなんて排除意外なにもありません。
戦争しますよね・・・これじゃ。
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