パパの回想に出てくる小さい頃のムーミンめちゃくちゃかわいい。 |
「壊れたパパの大事な椅子 」
パパの大事な椅子が壊れてしまい、ムーミンが直そうとする話。 これ、最初から素直にスノークに頼んで直してもらってれば良かったんじゃないか。 ここでのスナフキンがもう……ね。 ムーミンが切ろうとしている木を見てアドバイス。
「椅子を作るにはもっとよく乾いた木を使わなければならないのさ。 そんな生木を使うと、またすぐ壊れてしまうんだ。」
く…詳しいー!?
夜、ムーミンはスナフキンのキャンプでココアをごちそうになりながら話をする。 ムーミンは、なぜパパがあの椅子にこだわるか理由がわからない。 スナフキンは言う。 「多分…あの椅子はパパにとって、自分の身体の一部になっているんだ。 あの椅子が壊れたってことは、パパが怪我をしたり、病気をしたりするのと同じ意味があるのかもしれない。」 「わからないな…僕にはとてもそんな風には考えられない。」 「うん、そうかもしれない。 ムーミンはまだ、パパほど長くは生きてはいないし、 この世には、いくら考えてもわからない… でも、長く生きる事でわかってくる事が、たくさんあると思う。」
……こんな達観したセリフを言えるとは、スナフキン一体いくつなんだ。 と思いました。 そしてムーミンが座っている丸太を見て 「その丸太はどうだろう。それならよく乾燥してるし、 パパの椅子の腕木に丁度いいんじゃないかな。」 ムーミンは丸太を見る。これなら曲がり具合も丁度良い。 「ねえ、これ、もらってもいい?」 ムーミンは嬉しくなって家に持って帰る。
…スナフキン…。 ……アレ絶対スナフキンが自分の為に作った腰掛だよ…(つд`) それを……。 なんか、彼の優しさってさりげなさすぎて気づかないようなものが多いので見てて切なくなる。 (地球最後の龍とか)
んで、ムーミン… もらった丸太を投げ飛ばしたり蹴っ飛ばしながら遊びつつ帰る。 ……も、もっと大事に扱えよー!!??
スナフキンが手伝おうか?と言ったときに 「僕、一人でやってみる!」と言ったムーミン。 舟も一人で作ったし、一人で何かをやり遂げたいお年頃なんですね。
徹夜してパパの椅子を直したムーミン。 これでパパはまた小説を書ける! 翌朝、フローレン達が遊びに来ても、ムーミンはいない。 どこかへ行ってしまったらしい。 探してもいないので諦めて、 木陰でハーモニカを吹いているスナフキンを誘ってみます。 だけれどスナフキン、せっかく吹いてんのに邪魔すんなといわんばかりに 手を振るだけ。 まあ、気が向いたらおいでよ。と言ってみんな去っていく…。
……そして、木陰。 スナフキンの側には ムーミンの姿が…。 彼のハーモニカを聴いて気持ち良さそうに眠っているムーミン。
スナフキンは疲れきっているムーミンのためにハーモニカを吹きました。 これは、スナフキンの子守唄です。
スナフキンは「癒し」でもあるのか?ただ一緒にいてハーモニカを聴くだけでそれで十分。 うーん。やはり二人の絆は深い。 恋人ならフローレンがそういった役割をしても良いと思うのだけれど ムーミンとフローレンの二人には ムーミンとスナフキンのような「絆」といえるものがあまり見えない…。
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2006年08月25日(金)
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