「あんまり誰かを崇拝するのは、自分の自由を失うことだよ。」

楽しいムーミン一家

気に入ってるシーン

「スナフキンの旅立ち」でムーミンがスナフキンと一緒に旅に出る!と言い出すけど
一人で旅をしたいと、きっぱり拒否するスナフキンが良いな。
その後、空飛ぶ船を見て夢を見るムーミンの夢の世界も面白い。
舵を取るムーミンのそばにはお約束のようにスナフキン。未練ありすぎ!

しかし

スナフキン「あの湖のほとりに、降ろしてくれないか、ムーミン。

ムーミン「どうして降りるの?スナフキン。
このまま飛んでいた方が楽しいよ。」

スナフキン「僕は降りたいんだ。」

ムーミン「ねえ、二人でこのまま一緒に飛び続けようよ。」

しかしスナフキンは笑みのまま

スナフキン「僕は降りたいんだ。
じゃ、さよならムーミン!」

飛び降りるスナフキン。楽しそうに落下していくスナフキンを見てムーミンは
ビックリして叫びます。

ムーミン「スナフキーン!!」

……結局夢の中でも拒絶されてる。

音楽も幻想的というかファンタジーな感じで、
スナフキンなら本当にやりそうと思わせるのが凄い。






「帰ってこないスナフキン」のスナフキンが別人になってる件について。
急いで帰る途中で疲れてるって…
疲れてるというよりめちゃくちゃ機嫌が悪そうなんですが。
無表情といより感情すらないんちゃう?という顔。
そんな状態のスナフキンに出会っちゃった動物君。
スナフキンに憧れてる動物君は彼に声をかけます。が、その時のスナフキンの返事が…。

「僕、あなたのことをよく知っています。」

「ほ〜う……。」

ほ…ほ〜う…て!!「へえ…」とか「そうか…」とかじゃなくて「ほ〜う…」かよ!?

「あなた、スナフキンでしょう?」

「……………。」(無言で焚き火の元へ立ち去るスナフキン)

……へ、返事くらいしてやれよ!!!

まあ、一応焚き火にあたらせるスナフキン。
動物君は名前がなく、憧れのスナフキンに名前をつけて欲しいと頼みますが
付けてあげないスナフキン。
シカトされたり冷たい態度を取られて動物君はしょぼくれて去っていきます。

「僕、もう行きます。
さようなら……。」
呼び止めてほしそうに振り向く動物君に目も合わせずに凄い冷めた声で

「お や す み。」

…ひでえというより怖いよこの人!!
冬の間に何があった。

まあ、結局動物君の後ろ姿を見て心境も変わって
名前をつけてあげるのですが。

「君の名前だけどね、たとえば、
ティーティーウーというのはどうだい。
ティーティーウー…。
初めは明るく、終わりは少し悲しそうに終わる…。」

その後は仲良く会話してます。凄い変わりようだ。
三人くらい人殺したようなオーラ発してたのに「ティーティーウー!」って
一緒に笑いあってるよ!




ムーミンの中での存在が
スナフキン>>>>>>>>>フローレン
になってるのにも笑ったが。

風邪を引いてるムーミンはうわごとのようにスナフキンはまだ帰ってこないの?と言います。
もしかしてスナフキンの身に何かあったんじゃ…と心配するムーミン。
スナフキンが怪物に襲われている夢まで見てしまいます。
んで颯爽と現れ雲に乗りスナフキンを助けるムーミンの図。

ムーミン「スナフキーン!」

スナフキン「ありがとう、ムーミン。」
ムーミン「迎えに来たんだ、スナフキン。」

スナフキン「この雲は、飛行オニの魔法の帽子から出した雲だな。」
ムーミン「当たり、さすがスナフキンだ!」

ナンナンダこいつ…('A`)

「「「おーい!」」」
フローレン達が追ってきます。あ、良かった他の人たちもいたのね。

ムーミン「やあ、君たちもきたのかー。」

勝手についてきた設定かよ。
と言うかフローレンはその他大勢扱いかよ!!
しかしそこに突風が吹いてムーミンは落っこちます。

ムーミン「うわあああ!」

スナフキン「ムーミーン!!」

ムーミン「スナフキーン!!!!」


そのネタはフローレンでやれよ…

どんだけスナフキン好きなんだお前。
フローレンはスナフキンが戻ってくればムーミンも元気になる!と思い
スナフキンを探しに行く。(むなしい)結局兄に止められるが。
それを聞いてムーミン
ムーミン「なんだって!」
急いで家を出る。そうかそうか、フローレンが心配なのね。と思ったら…

スティンキー「スナフキンに会いたいんだな〜?」
ムーミン「会いたい!一日でも早く会いたいさ!」

そっちかよ。
同じくスナフキンを探しているフローレンと会っても
ムーミン「スナフキンに会いたいんだ僕…だから…。」

そこは嘘でもフローレンが心配で…!とか言ってやれよ!

彗星の話でフローレンに会ったばかりの段階だと
フローレンフローレンといちゃいちゃベタベタしてたくせに。

結局スナフキンのハーモニカの音が聞こえると
どんな魔力があるんだよ!?
くらいの勢いで一瞬で風邪が治り、ベッドから飛び起きてスナフキンの元へ駆け寄っていきます。

ほ、本当にスナフキンが帰ってくるだけで病気治るのか

精神的な病だったのかもしれません。


もしティーティーウーみたいな対応取られたらショックで死ぬかもしれないな。
しかしティーティーウー…

「誰かがあなたに憧れていて、
とても会いたがっているのを知るのは
さぞいい気持ちでしょうね〜。」

このセリフ凄いな。
もしかしてこのセリフにスナフキンはムッときたのかも?

今日のタイトルのセリフもたしなめるように言ったけど
やっぱりすごーい!そんな事まで知っているなんて〜!と騒ぎ立てるし
たしかに浅はかなティーティーウーの発言に
ため息をつくほど呆れたようだが。
2006年07月16日(日)



日々の雑記 / 蜜柑

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