この世界は厳しい

妹が、地元の美術コースがある高校では一番だと言われてるところを
受験したいと言ってるんですが…
妹はイラスト描くの上手いんです。
だからちょっと天狗になってしまわないかと危惧してます。
(まあ、本人は私がやってることを見てるからある程度の厳しさはわかってるぽいですが…
周りがはやしたてないかが心配)

そういうところ受ける子ってのはたいていみんな同じなんです。
美大受験なんかも、美術の成績が5だったとかそういうのは
何の自慢にもならない。
そもそも学校で教える美術なんて、予備校で数ヶ月、下手すりゃ
講習会の数週間で巻き返せたりする。
それだけビシバシとやるんですが、
予備校に来たとき周りのあまりの上手さに凹んだという人は多い。
というかみんなそうなんじゃないかな。
元々絵が上手くて褒められてる子ばっかりが集まるんだから。
「みんなよそでイイ思いして(ここに)来てるんだから」
と言ってましたが本当にそう。
まさに井の中の蛙状態だったということを思い知らされる。


もし妹が本当に受験するんなら…と思って先生に相談してみた。
「あなたが教えればいいじゃない?一応美大生なんだから」
…いや、まだ入学してませんが!
「……まあ、中学生が描く絵だから、
あなたたちが描いてるようなレベルまでは求められない。
ていうか描けないしね。
いわゆる「やる気がある絵」が求められる。」

…やる気がある絵かあ………。
ふーむ。


妹が本気なら教えてあげたいんだけど…。どうなんだろうかね…。
2006年01月17日(火)



日々の雑記 / 蜜柑

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