それにしても昔の絵画見てるとみんなガタイいいなー。

すいません。今日の日記はもしかしたらエロいのかもしれません。
注意。いや、マジメに絵画についての話なんですが…

聖セバスティアヌスの殉教という絵画をご存知でしょうか…。
聖セバスティアヌスというのは聖人で、無数の矢に貫かれたことで有名です。
この人、厄病から守ってくれるというのでペストが流行していた頃等
やたら人気がありました。
いや、それだけの理由じゃないかもしれません。
この人を描いた絵はたくさんあるんですが、

http://www.columbia.edu/itc/arthist/rosand/AHpics/content/perugino/pages/st%20sebastian%2C%20louvre.htm

http://www.inter-art.com/en/10558.htm

http://www2.comune.roma.it/museicapitolini/pinacoteca/visita/sala6_reni_sebastiano.htm

http://www.wga.hu/art/s/sodoma/st_sebas.jpg

みんなやたらエロイ。

どうやら若く美しい青年の裸体を描くチャンスだ!と
色んな画家が描いたらしい。(そう美術展での解説にも書いてあったとか何とか)
本当は矢で貫かれても死んでなくて、最後は棍棒で撲殺されたのですが、
棍棒で撲殺される光景は美しくないからか
矢で貫かれている絵ばかりです。


…そのおかげか、このセバスティアヌスさんはゲイの人にも人気があるそうです。

なぜセバスティアヌスがこれほどまでに
美青年描きたい人のターゲット(?)になったのか…。(聖人なのに…。)
若くて美しい青年のモチーフなら他にもありそうなのに。


とにかく色んな方面に大人気なセバスティアヌスさんでした。
2005年08月21日(日)



日々の雑記 / 蜜柑

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