総天然色色眼鏡

2004年12月13日(月) 食欲の春夏秋冬

みっしりした羊羹と冷たい牛乳が無性に欲しい.
この組み合わせでなくてはダメだ.
近頃妙に餡子ラブ.

さて,昨日は姉の結納に出席し
宴席で鯛の真空パックを貰ったので
今日の夕飯に鯛めしにした.

しかし,だ

まさか真空パックの中身にラップが巻いてあるなんて
誰が思うであろうか.
(しっかり炊き込みました)

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近頃忙しいので,またストレス解消に本を買ってしまった.

『6(シックス)ステイン』(福井晴敏)>>>>>>>>>>
ローレライ,イージスの映画化に続いて,戦国自衛隊の脚本もやってるらしいが
なんだかなぁ・・・.
あのテの映画は自衛隊の宣伝も兼ねている,と思っているのだが
なんだか福井氏が御用作家になってしまったようで,もやもやした気分になる.
自衛隊以外も書いて下さい.
あ,ちなみに自衛隊反対ってワケでは勿論ないので.

『要塞都市・東京の真実』>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
「有楽町線の線路を90式戦車が走る!」とかパトレイバーみたいだなぁ
と思って買ってしまった本.
地下建築が好きなので.
地下鉄はあんまり好きじゃないけど.臭い・・・.
内山英明の『underground』もほっすぃ.

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↑は未読.読んだのはコレ↓.

『セックスボランティア』(河合香織)>>>>>>>>>>
身体及び知的障害者の「性」のあり方についてレポートした本である.
週刊朝日での連載時には,読後の印象があまりに強くて
ちょっと寝付けなくなったくらいだ.
障害者にも性欲がある,というのは至極当然なのだが
それに気付いていなかった自分にショックを受けた.
(気付いていなかったというのは,つまり私がまだ障害者の人たちをちゃんと人間扱いできていなかったということなので,反省した)

なんだか学生のレポートを読んでいるような気分になった.
稚拙というのではなくて,若々しい正義感が端々に感じられる部分に「学生」を感じた.
(私が「若々しい」とか言うのもアレだけど・・・)
言葉巧みではないのだが,ごく平均的な感覚の持ち主が
非常に正直な文章で,事実を極力真摯に書こうとしていて
共感を覚えやすい,と思った.

寝付けないときに布団の中で手に取ったのだが,一気読みで寝不足に.

『おいしいものはガラスびんに入っている』>>>>>>>>
確かに,理屈としても缶やプラ容器よりガラス瓶の方が味覚を損ねないし
見た目もなんだか美味しそう.
ただ,捨てるのが面倒なんだよなぁ・・・.
ちなみに今,缶はビールばっかり,瓶は酒ばっかり溜まってしまって
捨てるにはかなりの勇気が要求される(社員寮住まいなので).

『のんびりつくる おいしい料理』(高山なおみ)>>>
最近,なんとなく料理本が欲しくなったので買った.
↑の『おいしいものは〜』と一緒に買った.分かりやすい客である.
さらに言うとクウネルも愛読しているのだが
この人の料理はどれも土色をしている.
これはそのままの意味でもあり,比喩でもある.
色,と表現するよりは土の匂い,とでも言った方がよいか.
自分の畑を持っている人の料理っぽい.
自宅の畑から採って来た野菜,庭の樹からもいだ果実で作りたくなる.

料理本は見た目重視.
私は,計って作る料理はお菓子だけ,というタイプなので
写真を見ただけで味がイメージできるレシピしか買わない.
(要するに面倒くさがり)


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