日々のつぶやき...文月水里

 

 

『ククたん』と家出のハナマキ君、続き - 2006年06月10日(土)

■ どうにもこうにも目が疲れておりますー……
肩もすごい凝って、頭いたいし、何やら気持ちが悪いくらいだし…… ううーむ……

■ 
「法王マルチェロの執務室」で書いた「『ククたん』と家出のハナマキ君』」の続き。
あっちではまだクッションの話を出してないので、こちらに。
それに、やっぱりあっちでは何となくマルクク話は書きにくいですね…… マルクク知らない方も見てると思うと。
むぅ。

■ さて、ぷんぷんしながらふて寝してしまった『ククたん』ですが……
目が覚めたら、やっと冷静に考えられるようになりました。
自分独りで勝手に怒って、兄貴に迷惑をかけてしまったなって。小さな胸で、反省する『ククたん』です。
怒られるかもしれないけど…… ちゃんと、謝らなきゃ。
怖くてぷるぷるしそうな自分を頑張って励まして、『ククたん』は兄貴の島に向かいました。


「兄貴っ、兄貴っ、ごめんなさい! オレ、オレ……」
「……クク……」

島にいたお兄様は、いつも通りの姿でした。家出子ちゃんは、お休みになってるようです。
思わず泣きそうになりながらも、一生懸命にごめんなさいをする『ククたん』。
そんな弟に、お兄様はフッと笑ってくれました。
何しろお兄様自身も、強い独占欲と支配欲を自覚しているのですから。これくらいの可愛い嫉妬なんか、むしろ可愛いくらいで…… とても怒る気にはなれません。


「もう良いのだ、クク。そう震えなくてもいい」
「ん、兄貴……」
「せっかくだから、お前も今日はここで休むといい。お前が居れば、ハナマキに化けてやる必要もなかろう」

そう言って、優しく頭を撫でてくれるお兄様。
怒られるんじゃないかと内心怖かった『ククたん』も、おずおずと笑いました。お兄様が「もういい」って言ってくれたんだから、もう怖がらなくてもいいのです。
さっそく、どこで寝ようかなーと辺りを見回した『ククたん』。
ふと、あることに気が付きました。いつもお兄様が使ってるチェック柄クッションが、どこにも無いのです。
「ねぇ兄貴、何でクッションしまっちゃったの?」
と、尋ねる『ククたん』。
すると。お兄様は、くすっと笑って…… ちっちゃな『ククたん』を、側に引き寄せました。


「あれも、いずれはお前の所に行くかもしれん。……私以外の者が触れてしまっても良いのかね?」
「……兄貴……」
「さぁ。いい子でお休み、クク」
「……うん、あにき…… だいすきだよ……」

家出子ちゃんの前だけど、兄弟はそっと寄り添いました。
ささやかな所に、お兄様の気持ちがギュッと詰まってて…… うっかり見落としそうになった『ククたん』。
でも、やっぱり『ククたん』はお兄様が大好き。お兄様も、『ククたん』に優しいのです。
そんな、幸せな兄弟模様。



...



 

 

 

 

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