日々のつぶやき...文月水里

 

 

『ククたん』とアゲハの飾りと『マルチェロ兄貴』 - 2006年05月31日(水)

■ 昨日は「弟君ククールの日記」の方に気合いを入れてしまって、こっちをおやすみしてしまいました(汗)
両方気合い入ると、どちらかが難しい…… むぅ。
もうひとつ「法王マルチェロの執務室」というブログを初めてしまいましたが、こちらは新作ではなくて、この日記で書いたリヴリー版マルクク話の過去ログ置き場です(ちょこちょこ手直しあり)
HTMLで過去ログページ作るのは大変なので(汗) ブログ使ってしまいました;
そちらも読んでやってくださいませ。

■ 夏コミ1日目、取れたのはいいけど…… 金曜日なんですよね。お客さんくるのかしら(汗)
文月はお仕事休みを取りますが、相方に休んでまで来てもらうことは出来ないし……
大絶賛、困り果て中であります。
独り売り子は辛い…… っていうか…… 搬入出のことを考えると、無理(汗)
……どうしたものか……

■ またしても、リヴリーの『ククたん』たちからマルクク話を妄想しようのコーナーです。
今回は、ちょっと最近忘れられがちな……; スナイロユンクの『ソア』とのお話。
でも、その中身はやっぱりマルククなんですけどね(笑)

■ 今日も朝から、『マルチェロ兄貴』は法王マルチェロ様と一緒にお仕事。弟君ククールも大聖堂に降りていってしまって、『ククたん』はぽつーんと独りぼっちです。
すっかり退屈してしまった『ククたん』は、お友達の所に遊びに行くことにしました。
何でも自分のことをわかってくれる親友、『ソア』の島に向かいます。
と・こ・ろ・が。


「ソア、あそぼー…… って、あれれ?」

きょとんと、目を瞬かせる『ククたん』。
今日の『ソア』の島は、彼が一番お気に入りの、マグカップの島でした。
でも、親友『ソア』の姿がどこにもありません。代わりにいるのは、茶色に白い毛並みの、ユキムグリさんが一匹。
ユキムグリさんは『ククたん』に気付くと、にこにこしながら近付いて来ました。
「ソアのお客さんかな?」と思った『ククたん』。思い切って、尋ねてみます。


「あの…… ソア、おでかけですか? 遊びに来たんですけど……」
「……ふふ♪」

すると。ユキムグリさんは、何だか面白そうに笑いはじめました。
『ククたん』がまたきょとんとしていると、そのユキムグリさんの姿が、ポンッ☆と煙に包まれます。
そして、そこに現れたのは……


「あはは、僕だよククたん。いらっしゃい♪」
「わぁ、ソア!」

トロデーン近衛連隊長殿の分身、『ソア(ソアLv1)』です。
変化の術でユキムグリに変身して、遊んでいたのでした。
この変化の術、実はお兄様が得意としているものなのです。よくいろいろなリヴリーに変身しては、『ククたん』を驚かせたり、喜ばせてくれます。
でも、『ソア』の変身術を見たのは初めて。『ククたん』もビックリしてしまいました。
「もぅ、ビックリしたよ!」「あはは、ごめんごめん」などと言い合いつつ、仲良くじゃれ合い始める二匹。
『ソア』のご主人様である近衛連隊長殿は、以前、弟君ククールと一緒に旅をしていました。
弟君と近衛連隊長殿は、なかなか会えないけど…… 今もまだ、親友同士です。
その気持ちを受け継いでいる二匹も、とっても仲良しです(『ソア』は密かに『ククたん』を狙ってますが…… それもご主人様の性質をバッチリ引き継いでます)

■ 仲良く『ソア』と遊んでいた『ククたん』。ふと、新しく飾られてるピックに気が付きました。
この前『ソア』がプレゼントしてくれたのと同じ、アゲハの飾りです。


「……ごめん、ソア。せっかくもらったのに、オレ、あんまり飾れなくて」
「うん? どうかしたのかい?」
「……ん…… 兄貴がね…… なんか、怒るの。……怖いんだよ」

それは、『ソア』からアゲハの飾りをもらった時のこと。
それがとっても可愛くて、すっかり気に入った『ククたん』。遊びに来てくれたお兄様に、喜んでそれを見せてあげました。
ところが。お兄様は、何故か急に怒りだして…… 『ククたん』を乱暴に押しのけて、どこかへ行ってしまったのです。
『ククたん』はすっかり怖くなってしまって、しばらく独りで泣いていました。どうして兄貴が急に怒りだしたのか、わからなくて。
でも、よく考えてみれば、自分が悪いのです。
兄貴は、何故か『ソア』の話をすると機嫌が悪くなります。どうしてそうなのかは、よくわからないけど…… 自分が『ソア』からのプレゼントを嬉しそうにしてのが、兄貴を怒らせてしまったのでしょう。
自分はただ、可愛いものを兄貴に見せてあげたかっただけなのに……
でも、兄貴がそれを怒ったんだったら、ちゃんと謝らなくちゃ。
そう思った『ククたん』は、勇気を振り絞ってお兄様の島に行きました。ところが、どこを見回しても、お兄様の姿がどこにもないのです。
兄貴がどっかに行っちゃった!
『ククたん』は、また独りで泣いてしまいました。
いっぱい泣いて、謝って、帰って来てってお願いして。そして、いつしか泣き疲れて、眠ってしまって……
目が覚めた時には、すぐ側に、『マルチェロ兄貴』の寝顔が。
その時の『ククたん』の嬉しさと言ったら、またわんわん泣き出してしまうほど。突然の泣き声にお兄様も目を覚まして、泣きじゃくる『ククたん』を慰めてくれたのです。
兄貴が帰ってきて、嬉しかった。
でも、何故かほんの少しだけ…… 切ない気持ちになった、『ククたん』でした。
それ以来、あのアゲハの飾り物は、時々しか飾っていません。お兄様がお仕事をしている時とか、他の島に出掛けている時だけ。
せっかく、『ソア』がお揃いのものをプレゼントしてくれたのに…… なんだか申し訳ないと思う『ククたん』。
『ソア』の部屋にあるアゲハの飾りを見上げて、小さな身体でため息をついてしまいます。
すると、『ソア』はくすりと笑いました。
そして『ククたん』を抱き上げると、マグカップの縁にちょこんと座らせてくれます。


「いいんだよ、ククたん。君に気に入ってもらえただけで、僕はとっても嬉しいんだから」
「……ソア……」
「お兄さんの気持ち、僕もちょっとわかるな。……ククたんは良い子だね」

その大きなお口で、ちゅっとおでこにキスをする『ソア』。
いつもはくすぐったくて、ひゃぁ って言ってしまう『ククたん』ですが…… 今日は、なんだかちょっと違います。
『ソア』は、いつでも自分を応援してくれてる。
そのことが、とっても心強くて…… 何だかちょっと救われたような気がする、『ククたん』なのでした。


「むにゃ…… ありがと、ソア……」
「いいんだよ、ククたん。……無理に飾らせたりして、あの人に壊されでもしたら嫌だしね」(ぼそっ)
「……むにゃ……? すぅ……」

親友の黒い呟きは、幸い耳に入らなかった『ククたん』。
親友のお気に入りのマグカップの上で、二匹仲良くお昼寝するのでした。
『ククたん』も、法王様の弟君も、幸せそうに見えて実は苦労している…… という、お話。





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