日々のつぶやき...文月水里

 

 

突然、和解版マルクク日常ショート付き その2 - 2005年09月29日(木)

■ ……何となく、まだ修羅場後の放心状態気味……
や、日常生活は普通にこなしてますが。執筆活動とかそういう時に。
でも、少し回復してきたような気もします。
明日は金曜日ですし、夜くらいに何か小説がUP出来ればいいなーと思ってます(希望系)
「不協予定調和」の続きか、↓みたいな突発和解版か……(先に↓書いたのがバレバレ)


■ 突然始まってしまう、和解版マルククの日常ショート。その2。

「………ん…… うん……」

「あ、兄貴。起きた?」

「……………」

「気分、どう? 水とか飲む?」

「……まだ居たのか。ククール」

「って、何だよそれ! 居ちゃ悪いのかよ」

「……………」

「ちぇ。起きたら喉乾いてるだろうから、水飲ませてやろうと思って待ってたのにさ」

「………いや」

「え?」

「……もらおうか。水を」

「え、あ…… は、はい。今」

「……………」

「はい。どうぞ」

「すまない。……………」

「……………」

「……変わった味のする水だ」

「普通の水だよ。兄貴の舌が参ってるんじゃない? 熱で」

「そうかもしれん」

「…………… ねぇ、兄貴?」

「何だね」

「……ごちん、って…… していい?」

「うん?」

「……んー……」

「っ、ククール。近付くと伝染――――」

「熱、まだある…… なかなか下がんないな……」

「…………… 伝染るだろう。馬鹿者」

「人に伝染すと、風邪って早く治るんだって。知ってる?」

「……そんなものは、迷信だ」

「って言うか、風邪自体そもそも空気感染なんだし。もう遅いよ」

「……………」

「んー…… こうやって、おでこごちんってして…… 熱吸い取ってやれたらいいのにな……」

「……いつまで、そうしている気だね」

「ウザイ?」

「……脚の上に座るな。馬鹿者」

「あ。ご、ごめん」

「……全く……」

「ごめん、つい…… 何か、兄貴、暖かくて……」

「……………」

「でも、早くいつもの冷たい兄貴になって欲しいな。……あ、体温のハナシだよ?」

「………む……」

「早く…… 元気に、なってね。兄貴」

「……無論だ」



■ これって、ククマル?(笑)
や、マルククです。別にククマルでもいいんですが。心の中はマルククで。
……小説で書けば良かったかな…… でも、たったこれだけのシーンだから……
ごちんのシーンとか、念入りに描写しますか?(笑)



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