日々のつぶやき...文月水里

 

 

突然、和解版マルクク日常ショート付き - 2005年09月27日(火)

■ ふー…… 文月の調子もイマイチですが、パソの調子もイマイチです。
酷使しましたからねぇ…… ホントにすごい古いパソなので、保ってる方が不思議って気もしないこともないんですが。
でも、愛着有るので…… まだまだ元気でいて欲しいです。
これでずっと小説書いて来てるから…… ホントに、まだまだ元気で頑張って欲しいのです。

■ しばらくの間、イベントがありません。1ヶ月間。
来月の23日にはシティですが…… それまで、何も……
というわけで、オンライン強化月間に入りたいと思ってます。体調が良くなったら。
10月のシティ終わったら、また冬コミに向けて修羅場ラッシュになっちゃうから……
そう、既にご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが、冬コミ合わせで兄弟アンソロが発行されるそうで…… フリーズウインドも、参加させていただくことになりました。
TOPから告知サイト様にリンク貼らせていただいたので、ぜひご覧になってみて下さいませ。


■ 突然始まってしまう、和解版マルククの日常ショート。

「はい、兄貴。あ〜んv」

「……………」

「何だよ、口開けてくれよー。はい、あ〜んvv」

「……お前は、見舞いに来たのかね? それとも、冷やかしに来たのかね?」

「お見舞いに来たに決まってるじゃん。兄貴が珍しく熱出して寝てるって言うから、こうやってククール特製のおかゆを……」

「……百歩譲って、食べさせてもらうとしてだ…… その粥だけは、却下する」

「何でだよ!!」

「…………粥というのは、そのように茶色をしているものだったかね?」

「あ〜…… それは、その〜………」

「……全く。病人にそんなものを食べさせようとする奴があるか。馬鹿者」

「ばっ、馬鹿って言うなよ! 確かにちょっと焦げちゃったけど、味の方は、普通に……」

「………………」

「……普通に…… ちょっと、香ばしい感じ……」

「ふぅ」

「た、ため息つくなよ…」

「……気持ちだけ、受け取っておこう」

「………………ちぇ……」

「……………」

「やっぱ…… 上手くいかねーのな……」

「……何を、そんなに落ち込むことがある」

「だってさ。兄貴が、熱だして苦しんでる時に…… オレ、お粥も食わせてやれないんだなって……」

「……………」

「って、ダメだなオレ。兄貴をお見舞いに来たのに、オレがヘコんでちゃ…… ホント、何しに来たんだか――――」

「……粥など、私にも作れはしない」

「え?」

「料理自体、する機会などないからな。私では、おそらくその焦げたものとて作れんだろう」

「……兄貴……」

「お前の理論で行くならば…… お前が熱を出した時、私は、お前に粥ひとつ食わせられんことになる……」

「ん、んなことどうでもいいって! お粥なんか誰かに作ってもらえばいいんだし。そういう時は、兄貴が側に居てくれればそれだけで―――――」

「…………………」

「……ぁ…」

「下らんことを、気にするな。……馬鹿者」

「………兄…貴………」

「………………」

「……ごめんなさい。今、ちゃんとしたお粥…… 作ってもらって来ます」

「そうしたまえ」

「はい、団長殿。それじゃ、失礼しま――――」

「……ククール」

「え?」

「出来たものは、修道士に持たせて…… お前は、先に戻って来たまえ」

「……兄貴」

「………………」

「………うん。すぐ戻って来るよ、兄貴」


■ あ、ありえねぇ……(汗) と自らもツッコミを入れるのが、和解版です。ラブラブだし。
お兄様、料理の方は…… どうなのでしょうね。
天才的に上手か、殺人的に下手か、どっちかだと思います。
個人的には、殺人的に下手な方をプッシュしたい気持ちですが(笑)
ククたんも、あまりお料理は上手じゃないような気が。……二人旅とかしたら、どうなっちゃうんだろう……
でも、ククたんはきっとやれば出来る子です。お兄様の為だし。
……多分。



...



 

 

 

 

INDEX
past  will

 Home