今朝、
私は薄く化粧をして
指環、ネックレス、
イヤリングをつけて
スカートにヒールの高い靴をはいてみた。

短い時間でも「友人」に会うので、今さらだけど少しでも綺麗なイメージで残りたいからだ。

それでもふと
ホームの鏡に映った私は
なんか女子大生みたい。
もう女子大生じゃないのに…。
よく考えてみたら
身につけているものの
ほとんどが女子大生の頃に揃えたものだったから。


みんな好きなものだけと
少しずつ変わっていかなくちゃって思った。


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今朝「友人」が引っ越しのためガスコンロを捨てた。

さみしいと思ったそうだ。

私を捨てるときも
ガスコンロくらい
さみしいと思ってくれるんだろうか。

そんなことを考えていたらとなりから
「元気、出して」と言われた。

元気がないのは
誰のせい？
と言いたかったけど


元気でないよ

とだけ行っておいた


乗り換え駅の近くの木が風に吹かれて葉を落としていた


無性に六義園の枯葉をカサカサ鳴らして歩きたくなった。