朝9時にばあちゃんに来てもらう。 今日はのん、プレ保育をしている幼稚園で、 「泥んこ遊び」の日なのだ。
いつもプレは土曜日なので、父ちゃんにむつを見ていてもらうのだけど、 今日は平日なので、ばあちゃんに頼んだ。 いつもより保育時間が長い。
迷いに迷った末、むつとばあちゃんも、一緒に幼稚園まで来てもらうことに。 そうなると、4人で歩いていくには40分はかかる。 バスもないし、電車の駅は我が家の最寄り駅から一駅乗車で、 降りてから更に20分は歩かなくてはならない。
タクシーを使うことにした。順調にいって、一区間出るかでないかの距離。
…そこまでして行くべきか否か、考えたのだけど。 せっかくのイベント、参加させたいという方向に考えた。
そんなこんなで到着。 タクシーが気を利かせて門の真ん前に止めてくれて、 降りたところを先生に「おはようございまーす」と挨拶され、 ちょっと恥ずかしい。 ばあちゃんとむつはベビーカーでお散歩する、とここで別行動に。
さあ、幼稚園だ。
どんなやり方をするのかと思っていたら、 園庭に約15メートル平方の四角が、 10センチほどの砂を固めた堤防で囲まれている。 そのなかで好きなだけ遊べということらしい。 砂遊び用のオモチャもたくさん置いてある。
教室でさっそく水着に着替え、泥の中へ。 嫌がってすぐには入っていかない子もいたが、のんは意外と平気のようで するすると入っていき、もうオモチャを確保している。 私がどこにいるかなんて、気にしていない様子。 ふーん。 頼もしいというか、ちょっと寂しいというか。
ホースから直接水をくんだり、オモチャのバケツに一通り泥を詰めたら、 するすると出てきて、 「おかあちゃん、もう、いい」 と言われてしまった。 まだ時間は半分。
泥スペースのとなりに、ビニールプールや大きいバケツが置いてある。 ドジョウやザリガニが入っていますよ、とのことだったので見に行く。
「ほら、ドジョウが入ってるんだって」 と言うと、するする見に行くのん。 どうも、楽しいらしい。 が、お祭りの時と一緒で、うはうは笑ったり、きゃーきゃー騒いだりしない。 ポーカーフェイス?
「母ちゃん、手、入れてもいい?」と言うので、いいよと答えると いきなりドジョウを掴んで見せた。 おお。 周りの友達からも、おお、と声が挙がる。 虫は嫌いなのに、こういうのは平気なのか。 1人の子が砂遊び道具を持ってきて、それでドジョウをすくい始めた。 すると、我も我もとみんなで道具を運んでくる。 のんも器を一つ持ってきた。 みんなで勝手に、ドジョウ釣り大会。 ドジョウ、災難。
その後はザリガニ釣りをさせてもらったり、 (これは釣り用に餌のついた竿が用意してあった) 部屋に入ってかき氷を食べたり、紙芝居を読んでもらったり、 楽しく時間が過ぎた。
帰りは急ぐわけでないから、最寄り駅まで歩いて帰るつもりだったのが、 いきなりの雨。 どうしようもなく、タクシーを呼ぶ。 あああ。もったいない。 でも、むつを濡らすのも可哀想だしなぁ。
明日は同じくプレで今度は「プール遊び体験」がある。 明日はどうしようか。 のんと私だけで自転車で行き、むつとばあちゃんに留守番していてもらおうか、 などと相談しながら帰宅。
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