f_の日記
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花が散って

枝が露わになる頃は
少し寂しさを感じませんか

芽吹く命への憧憬も
何時か去りゆく追憶へと

梅雨が来て
また緑が深くなって

以前よりずっと
そいつらを愛おしく感じて

眼にうつる全てに
悲しさを認めながら

それでも今僕は
此処でまた

春を感じているのです

2005年04月11日(月)
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