f_の日記
f_
■
■
■
■
■
■
織姫と彦星と
機を織る
海の向こうの娘と
タタラ踏む
小さな島国の男と
いつか離ればなれになることを知りながら
されどそうならないことを信じながら
月へ還る異国の
其の娘は
誰の愛も受け止めず
幻の中
消えて
男は胸の大きな穴を
酒と煙草で埋めながら
物語を
故国にて遺す
いつか出逢える
そんな物語に換えて
2005年02月19日(土)
≪
≫
初日
最新
目次
MAIL