++ Wasabia ♧ japonica ++

平凡で退屈な日常の中にこそ、目を向けたい一瞬がある。
大事なことは、いつもその中にしかないのだから。

前の日  ♣次の日  ♣目次  ♣MAIL  ♣whitten by wasabi 

*link
このサイトの画像は下記サイト様のモノを利用しています。
+Little Eden+

*enpituサイトについて
ここは日記サイトenpituをお借りして書いてます。 enpituの詳しい情報はこちら↓へ

*enpituサイト機能
My追加
この日記は「告知しない」の設定です。

*投票ボタン

enpituサイトのランキングに参加しています。ボタンを押すと投票されます。


◆ 2005年03月12日(土)
自立と言う名の虚構 3
元夫の育ってきた家庭は私の家庭と比べて更に殺伐としていた。


彼の家庭は母一人子一人の母子家庭で、
幼少期には、家にはいわゆるヒモといわれる男が一緒に住んでいた。

そのヒモ男は毎日働きもせず飲んだくれ、彼を虐待しては遊んでいたらしい。
彼の左耳はその時の後遺症で全く聴力がなくなっている。

一緒に暮らしていた時、彼は人の気配がすると眠った状態で手足をバタバタと
暴れさせることがあった。
いつもヒモ男に眠っている時に突然暴力を振るわれていたことがトラウマに
なっているらしく、眠り方も普通ではなかった。
枕の下に頭をいれ布団をその上にかぶり縮こまるようにして小さく眠る。
それだけのプロテクトを掛けているとヒモ男が襲ってきたときも
布団をはいで枕を取り去る間にタイムラグがあるので、そのわずかな隙に
逃げることが可能なのだという。
その癖がいつまでも抜けなくなってしまっていた。

たぶんきっと今でもそんな眠り方をしていると思う。
私たちは猫を飼っていたが、その猫たちはみな眠っている彼には決して近づかない。
ぶん投げられるからだ。私もよく首根っこをつかみかかられた。
もちろん、彼は普段は全く暴力を振るわない。
無意識なので私は出来るだけ眠っている彼には近づかない。
いつも私のベッドに猫が3匹とも入ってくるので、私はいつも狭苦しい思いをしながら
猫と一緒に眠っていたのを覚えている。


小さい頃からいつも彼の食事はカップラーメンとチョコレート。
たまの外食が栄養源になっていたみたいだ。
母親が買い与えていたものだそうで、私と出会った時も
部屋には大きな段ボールに大量のカップラーメンが詰め込まれていた。
家で食事を作ることが殆どなかったのだという。
カップラーメンが食事で、チョコレートは脳みその活性化のため与えられていたのだとか。
彼が食事に対して興味がなく腹が満たされればなんでも良い、
としか捕らえてないのはここら辺なのだと思う。


彼の家はちょっと変わっている。
母親の部屋には特殊な鍵がついている、当時では珍しい電子キーだ。
暗証番号と鍵とで開錠する仕組みになっていて、その部屋には彼は入ることが出来ないらしい。
用がある時はノックをして呼び出して、ドア越しに用事を言うのが決まりだったそうで、
母親と一緒の部屋に一緒の時間を過ごすことはほぼなかったのだという。
家族と一緒に部屋で過ごす感覚がないのは、そこら辺が由縁なのだと思う。

TVにも鍵がかかっていて、母親の許しがなければTVを見ることが
出来ないようになっていたのには驚いた。
私が出会った頃にはもうその鍵はなかったけど、
一体どんな仕組みになっていたのか少し興味があるところ。


ヒモ男が死んだのは彼が小学生の頃。
その後は妻子もちの男の愛人として彼の母は生涯を暮らすことになる。


大学生の頃、彼には母親に決められた禁止事項があった。
アルバイト禁止と、女の子との交際禁止である。
高校の頃からアルバイトも女の子も勉強の邪魔になるからと、
欲しい物があると、だいたい何でも買い与えてくれていたそうでアルバイトをする
働くという概念は欠損している。


鍵のついたドア越しに欲しいものが載っているパンフレットを差し出すと、
数日すればそれを買ってきてくれる。どんな高価なものでも買ってくれたそうで、
彼の部屋は高価な機器類で壁中いっぱいのオタクっぽい部屋になっていた。

「勉強の邪魔になる」と言わせるほどに母親はかなり教育熱心で、
小学生の頃からかなりレベルの高いある有名な塾に通わされていて、
いつもトップクラスに入っていたのだという。
私もその塾に通っていたので、A1クラスと聞かされるとそのレベルがどれくらい高いかは
容易に想像がついた。私はいつもG3の一番下のクラスの中でも下から数えた方が早く、
毎月行われるテストで、いつ塾を辞めさせられるかどうかの瀬戸際をウロウロだったからだ。





私たちはいつも母親に隠れるように会っていた。
それがバレたのは1年後である。


---------------
最後まで書けるか不安になってきた(^^;
重たいなぁ。
でも更に重くなるんです...。
書いててちょっと逃げ出したくなるくらい重いかも。

ついて来れる人いるだろうか(^^;
書くの逃げ出したら....ごめん。


とある人からメールを頂いた。(少し前)
夫婦関係で悩んでいる日記を書いている人で私はその人の日記をよく読んでた。
私の前の結婚とは悩みも違えば考えも違うけど、
「あーわかるわかるそのもどかしい気持ち。」

なんとなくそんなことに刺激を受けて前の結婚のことを書き始めた。
myが非表示なのでその人が読むことはないと思っていたけど、
目に付いたみたいで読んでくれてメールを送ってくれたのには、
本当に驚いた。ランキングが低いこの日記をよく見つけられました。

「きっとこんな感じなんじゃない?」
そんなことを思いながら読まれると思ってない日記を書いたんです(^^;


悩む事柄は違うけど、悩み方は一緒なんだね人って。
ぶーん、私信っぽくなった。
前の日  ♣次の日  ♣目次  ♣MAIL  ♣whitten by wasabi 
Copyright(C)wasabia 2002-2007.All rights reserved.