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◆ 2002年09月13日(金)
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婚姻届、転居届、離婚届
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入籍と聞くと、こんなことを思い出す。
婚姻届を出したとき、 だいたいが新居を構えるか、 または男の住居に押しかけるかどっちかで。 男は住所が変わらないやつも居るが、女はだいたい住所が変わる。
婚姻届を二人で一緒に持っていくやつは居ても、 その後の転居届まで一緒に持っていくやつはそうは居ない。
たかが役所に行くだけで、 平日の昼間にそうそう仕事を休めるわけもない、のもあるが、 こんな面倒な事務手続きを男は面倒がったりするわけだ。
だから転居届を出しに行くのはたいがいが女が多い。
私は一度目の結婚時、男の住居に押しかけたので.... いや、もうその時は同棲状態だったけど、 住民票は親元に残したまんま家出状態だったし、 まぁ、当然、住民票を移動させなきゃいけなくて。
その手続きをするために仕事を抜け、 役所に行く予定にしていたときのこと。
連日休んでいた職人さんが出社してきまして、 私にこんなとんでもない用事を頼んできたわけですよ。
「離婚届もらってきてくれない?」
はぁ.....(゚□゚;)?
聞けば女房が家に子供を残して男と駆け落ちして しまったらしい。 この連日仕事を休んでいたのは、 女房を心当たり探しまくっていたというのだ。
女房が見つかったかどうかは言わなかったけど、 それで離婚届ということは、 まぁ、そういうことなんだろうと思いつつ、
あぁいいですよ、ちょうど今日役所に行く用事ありますし。 なんて気軽に引き受けたのはいいんですけど。
ええ、今でも忘れられないんですよ。 移転届を窓口に出したとき、
「婚姻による住所変更ですね。」 「はい。」
と、そんな話をした後に
「あ、それと離婚届下さい。」
と言ったときの窓口のお兄ちゃんの顔を。
言った後で、うはっしまった、 違うんですよ、これ、頼まれたんです!
なんて言っても取り繕っているようにも思われてもイヤだし。 なんて顔を真っ赤にしながらグズグズ考えている間に、
「呼ばれるまでお待ちください。」
と、次の処理に掛かられた。 きっとあのお兄さんは、籍を入れてすぐ離婚なのだと 勘違いしただろう。
違うのに、違うのに、違うのに。っち。 引き受けるんじゃなかったぜ。
受付を待つ間、ずっとつぶやいていたのは言うまでもない。
でも、まぁ今思えば、離婚したので 現実のものになったんですけどね。
余談なんですけど。 その職人さん、女房がその後戻ってきて 離婚にはならなかったんです、良かった良かった。
だったら、最初から頼むなよ
なんて口が裂けても言いませんけどね。 |
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