a days:日常的に迷走中
ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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2009年12月12日(土)

今日は日記は下の方!
先に小話!www


書くの、遅!
もっとハイペースでやりたいもんだな>おれ


ソニ騎士、フォレスト編

その1 
その2

その3



坂道を下るが、しばらく行くと進めなくなった。細い水の流れは途中で滝に変わり落ちる。
丸くて深い穴。中心にある渦が穴の底から瘴気を巻きあげている。
坂が絶壁に変わったから行けなくなった、だけではない。ここは黄泉に繋がる穴、怖気が全身を駆けあがる。
ピュウ、王が口笛を吹く。

「相当デカいな。だが、お前と一緒ならヤレそうだ」

その手が僕の顔を覆う面に触れる。
刹那、流れ込んでくる知らない記憶。真っ黒な空で、僕と王がドラゴンと戦っていた。
眼下に迫るまるい青。そこへ落ちる巨大な塊を空に留める為に、僕たちは・・・。
違う、僕じゃない、彼は、彼がシャドウ。

「ソニック、この戦いが終わったら、彼のところへ帰るのか」
「・・・ランス」
「ここがキミの帰る場所にはならないのか」
「俺はお前が、この世界が俺を必要とするなら、ずっとここにいたって構わないんだぜ?」

口角をあげて、王は剣を構える。溢れだす金色の輝き。
いずれ滅びる運命であっても、命が終わるその瞬間まで、僕はこの王に囚われていたい。

「オレが先に行く。一太刀くれてから下がる隙に」
「解った。奴を散らして、この森を、世界を救おう」

大きく宙を舞い竜巻に金色の剣で斬りこむと、割れた風の壁から白く巨大な蛾が翅をゆるやかに動かしているのが見える。怒りに燃えるオレンジの複眼で、白い砂塵のような鱗粉を王に叩きつける。
壁際に残った僕にまで降り注ぐ鱗粉は、露出した肌に触れるだけでチリチリと痛む。
低く唸る大気が、闇色の雪を撒き散らす。
僕も黄泉に染まった巨大な毒蛾へ、清められた聖剣で突き入れた。

「下がれソニック! 体勢を」

ふわりと軽くなる身体、金の輝きが僕を包んでいる。後ろへ下がってゆく青い風。
王がその力を貸してくださった。
緩慢に見える毒蛾の動きを見切り、翅に強く一撃を、もう一度、さらに強く太刀を浴びせた。
翅の葉脈に大きなヒビ。

「ずるいぞ、ランスロット。オレにもやらせてくれよ」

楽しげに、青い風が僕の前を横切った。新たな金の光を帯びながらまっすぐにオレンジ色の複眼に向けて飛んでゆく。
フン、と鼻で笑ってから、遠慮せずに僕は翅の付け根にアロンダイトをたたき込む。
同時に、王もカリバーンを毒蛾の頭に突き立てた。

途端。
足元に真っ黒な闇が出現した。
吹き上げていた瘴気が止まり、逆流を始める。温い毒が消え、凍った空からみぞれ混じりの雪も落ちはじめる。
落ちてゆく、すべてが引き寄せられてゆく。

「王・・・、ソニッ・・・!」

これで、いいんだろう?


僕は懸命に手を伸ばした。王の手を掴んだ。
けれど、その姿は闇に飲み込まれ、剣だけが、僕の手に。
先程、戦いの前に「見た」王の記憶。
シャドウとソニックの戦いの結末・・・まるで逆ではないか。
何故僕が、残る?

深い深い丸い穴の底に王は沈んでしまった。
黄泉への穴は、王を飲み込んでようやく埋まり、上からは氷水が滝のように落ちて、地の底を埋める湖になってゆく。

ランスロット・・・

育んでくれた湖の精霊が、僕に泡を纏いつかせ守ってくれる。
僕は、闇の底のような、清浄すぎる湖で、すべてを失った。














さて、続き・・・っていつも書いたそばから続き書かなくちゃって思うのどうよーorz
脳内妄想を文章にする機械欲しい欲しい!



今日はプラバンやったりしてた!

あとバンクーバーのスキークロスがまた少しだけ順位上げた!
ええと、デイジーでwwww
ごめん、シャドウ!微妙なコントロールが苦手でデイジーの方がタイム縮んだよ・・・
でもAボタンのスペシャルダッシュはシャドウの方が早いんだよなあ。
しかし、日本一=世界一の人の42秒ってタイムはどうやって出てるんだかサッパリわからない!

↑チビズが英語さんに行ってる間にやってたんだが、
後ろでダンナが見てて、家事とかでリモコン放置してたら、勝手にやり始めた!
ボブスレーをやってた!
・・・
4位!wwwww ま、そんなもんよ。


晩御飯後には桃鉄再開だ。うう、54年目で手持ち金が1兆円越えてるぜ?



うう、自分で作った晩御飯が脂っこすぎてイヤーンな感じだ・・・orz


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