a days:日常的に迷走中
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ゲーム・アニメ・特撮…バカっぽく夢中!日常から非日常まで、カオスに何でも書いてます。
基本的に毎日書きます。拍手レス等はコメいただいた翌日あたりに…きっとあると思う。
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2003年08月17日(日) |
名刺代わりに種を…/種ネタ話 |
なんだか…東京夏祭りでムウマリュ本はどこまで売れたんだろうか…。 大阪の分は残っているんだろうか? 残ってたらいいなぁ…。
前に一度だけ、この日記からこっそり公開した種SSを、インテで名刺代わりにコピ本にして配布してみようかと。 無料です。名刺だもん。 欲しい人、いらっしゃいますか?? (アンソロに寄稿しようと思ったけど、あまりにベタすぎて止めた話です・笑) とはいえ、お渡しできるのは接触できればというのが条件になるのですけどね。 私がスペースに遊びに伺おうかなーと画策しているサークルさまには、押し付ける予定…。 いらんか。(笑) とにかく、ちょっとだけ作ってみようっと。 (接触してみたーい♪というキトクな方がいらっしゃいましたら、メルでもしてくだされ)
45話でムウマリュもアスカガも無く、2週間放置プレイ決定…。 種ネタ話、思いっきりムウ兄を鬱に陥れる方向で2週間続くかもな。 今夜も書くかもな。ネタだけは…溢れてるわぃ。
日記で私信。 ●NANANAさん。 今日、200円ガシャポン・カラミティ2個出ました。 きっとこれは私とNANANAさんもネット回線ごしにキュピーンな証拠です。 4回やって、カラミティ×2、レイダー、M1でした。 「フリーダム欲しいな〜」等とほざいてましたが、本命はやっぱりストライクです。 …アホですな。(笑)
●黎月梨さん。 メルするとか言っといてしてないっごめんよー! あれ、グラXの連載みたくサイドストーリー仕立てにしてみるのはどでしょ? ナタルとマードックがめっちゃ好きです。
種ネタ話。 昨日の続き〜というか、書きたいの。すっごく。 以下反転。
Nightmare -2
「行きましょう。立てますか?」
キラが差し出した手の、真っ白なグローブが、視界に鮮やかに焼きついた。 全ての元凶は俺だ。 俺が、父の、望み通りの子に生まれなかった、そのせいで。
姿勢を変える度に感じていた痛みが鈍く変わっていく。 何も解からなくなるのは嫌だ。痛みの方がまだマシだ。
「…おっと。重いだろ?すまないなぁ、ヘマばかりで、お前に助けられてばかりだ」 「いいえ、そんなこと…。あ、止血しますか?」 「もういいよ。あと少し経ったら、かさぶたができちまうわ」
やっと、キラが少し笑う。 俺を支える力も強くなる。
「アイツのヨタ話、信じる気にはならないが…それでも、キラを育てた親が優しい人だというのは解かるな」 「毎日怒られてばかりでしたよ」 「お前、できるのにサボってばっかりだったんだろ?」 「…なんで解かるんですか?」 「あー、当たり?」
何も知らない、幸せな子供だったのに。 ヘリオポリスから戦争に巻き込んで、今は自分から戦いに身を投じて。 何も知らなかった頃には戻れない。
こんなに、根深いところで、キラと繋がりがあったとは、思いもよらず。 全ての元凶は俺だった。
「俺は、キラのこと好きだぞ」 「…いきなり、何言ってるんですか?」 「優しいし。時々抜けてるけど、自分の考えをしっかり持っててさ」 「そーゆーことはマリューさんに言ったらどうですか?」 「言ってるよ。似てるんだよ、お前ら」 「僕は、ムウさんよりも女の子の方が好きですよ」 「俺もだよ!」
通路を抜けると、赤茶けた地面。 乳白色の空。 振り返ると、そこは、どんな時間にも風化しない程の、圧倒的な建物だった。
こんなところで。 命を作っていたなんて。 こんなところで。 俺たちが産まれたなんて。
コロニー全体が大きく振動している。 ヤバイな。 地球軍か、ザフトか、どっちだ?
「ムウさん、ストライクのコクピットはまだ耐えられますか?」 「ああ。ストライクは結構頑丈だよなぁ」 「そうじゃなくて、ムウさんの身体が耐えられるんですか?」 「平気だっての。なんなら操縦して帰ってやろうか?」
キラの眼が本気で怒り出している。 ほらねぇ。そーゆーところがちょっとマリューに似てるんだ。
「ウソ。頼むわ。アークエンジェルまで引き摺ってってくれる?」 「わかりました」
ストライクのコクピットまで、キラに引っ張り上げられて、シートに落ちるように座る。 シートベルトを締めようとするが、指先が痺れてなかなか上手くいかない。 キラが素早く降りてきて、代わりにやってくれる。
「それじゃ、コクピット閉じます」
心配そうな紫の眼。 大丈夫だって。 手を振って、応えてやる。
コクピットが閉じてから、電源を上げる。 安全装置は正常に働いている。 モニターの一部が壊れてる。幸いにも、コクピット内を映すカメラも壊れてる。 通信は生きていたが、切ってしまった。
一人になると、急に傷が鈍く痛み出す。 ヘルメットは被らず、パイロットスーツの前を軽くはだける。 脇腹辺りを強く押さえて…止血はムリだな、これは。 耳鳴りが煩い。
フリーダムに連れられて舞い上がる。 バスターと合流する。 茶色の大地が終わり、エアロックを潜りぬけると、メンデルの港は空。 進む、更に先に、戦場の光。
足手まといだな。いつまでたっても、俺は―――
望み通りの子。
キラ、お前は何を望まれた? ヒトの未来を、よりよきものにする為に?
それは、俺が望み通りの子に生まれなかった為の、代償。
End
鬱陶しく続くぞ。ムウ・ラ・フラガ、覚悟しやがれっ! 私はこーゆー鬱っぽい話が大好きです。 フラガファンの人、すんません。
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