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草刈り
2002年05月14日(火)

今日はリサイクル資源の日(ゴミの日)。

ペットボトル、プラ、瓶、ガラスなどを袋に入れず、専用のかごやネットに入れる。

ゴミ集積所は、大通りの端の電柱の下。

出勤の車でにぎわう道路の前に寝ぼけた顔で行くのは

けっこう恥ずかしい…。

ゴミを出して戻ってくると、夢音とけむが「ハ」の字になって寝ていた。

ふたりとも寝相がかなり悪い…。(ちなみに私はいいはず)




今日は快晴♪

朝のひと仕事、お洗濯。

している内に、昨日の草刈りのついでを始めてしまった。

隣の「宗男さん+ルイージ÷2」のようなおじさんが話しかけてきた。

「うちもそろそろやろうかなぁ」

結果、お隣さんを巻き込んで草刈りデーになってしまった。

ルイージ宗男おじさんちは、ほんの1時間で草刈り終了。

結局うちは8割終わって、また明日に。夢音を面倒見ながらもあるけど、

なんだか取り残された気分。先に始めたのになぁ。



草刈りをしていると、ダンゴムシやワラジムシ、ナメクジ、シャクトリムシ、

ムカデなどなどたくさんの土壌生物に出会った。

きっと彼らにとって私は、かなりの悪者だろうなぁ。

おいしいごはんや、やわらかいすみかを奪ったんだから。

ごめんよ〜。



今日も散歩がてらに歩いて買い物。

帰りに、保育園から帰る子供とお母さんがいた。

最近の幼児は3人に1人(まほ経験則)は髪染めている。

母親も染めているこの時代に、文句言ってもしょうがないけど、

なんだかなぁ。

ずっと、おなじ色ならまだしも、伸びると根元が黒くなって

みっともない。

こどもはそのままがいちばんかわいい。

そう思うのはもう考えが古いのかなあ。



さらに帰り、小学生の女の子らしき団体に出会った。

聞いていると、単語にかならず「さぁ」が入る、関東弁。

あれだけは、まだどうにも慣れない。

「昨日さぁ、お母さんにさぁ、じゃがいもむきをさぁ、教えてもらったんだけどさぁ、…」

なんだか自慢しているように聞こえてしまうのよね。

言葉が同じ異郷の地と、言葉が違う異郷の地だと気持ちが随分違うもので…。

ホームシックもその辺が大きな要因。

夢音には自分が育った言葉で育てたいってのが本心。

あきらめなきゃいけないこともあるけど…。


使う言葉が違うってことは、単にものの呼び方(名前)が違うだけでなく、

いいまわし、話し方、考え方も違っているように感じる。

それくらい言葉って重要なものじゃないかなぁ。

方言と国の言葉じゃ随分違うかもしれないけど、

満州で日本人がそこの言語を奪って日本語を無理矢理使わせたって

歴史で学んだことがあるけど、満州の人々はすごく哀しかっただろうなぁ。

きっとすごく日本人を憎んだんだろうなぁ。



今日、夢音が「ちょうだい」って言った気がした。

「ちょうだい」と言って手を差し出すとものを渡してくれるんだけど、

ただ、渡しながら「ちょうだい」って言ったから、意味はわからない

けど、真似しているだけなんだろうな。


最近、夢音はコクコクコクとうなずく。

何かの真似で、イエスという意味でうなずいているわけでなく、

目が合うと急にうなずく。

なんだかかわいいのです。




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