卒園式はあいにくの雨。
せっかくのハレの舞台に…と思ったけどかえって雨で良かった。 そう、花粉が少なくて本当に助かった。 これがピーカン晴れになろうものなら おそらく式中ずっと目をこすり、くしゃみをし、親子どもども集中力に欠いた式になっていたであろう…。 カメラの充電をしたつもりで出来てなかったという凡ミスもありながら(スイッチが切ってあった) スマホで撮ることもでき、無事卒園式が済んだ。 息子のことに関しては(他のことが気がかりで)泣けない私だけど 私の前の席のママたちが泣いてたのでその光景でもらい泣きした。 (例の学級委員タイプのしっかりした女の子のお母さん) 赤ちゃんから入園した保護者にとっては感慨深いよな…。 子育てに苦労&頑張った人ほど泣けると思うわ。 赤ちゃんからのスライドショー、私でも「はぁ〜尊かった」って思った。 息子のクラスはほとんど1歳入園だと思うけど、去年ぐらいから生後半年位の赤ちゃんもいるんだよ。 恐らく初めて歩けるようになった瞬間というやつも見ておらず、 育児と仕事と、苦労も多い保護者も多いのだろうな。そっちに泣ける。 息子といえば、粛々とした式の中、私に向かって「動画撮ってよ!」といって笑いが起こるKYはあったものの、 みんなと一緒に合唱し、みんなの前で発表して、おじぎをして証書をうけとり 「はぁ〜成長したのね」という感じだった。 場を乱さず浮くこと無く、ただただホッとした。(←感動より不安が大きい) ただ、式から帰ってきてから、なんだか心にぽっかり穴が空いた感じになった。 「燃え尽き症候群」のような感じ? 卒園したといってもまだ月末まで通うんだけど、寂しさと不安のような複雑な感覚…。 相変わらず寝る前に寝室でせっせせっせと絵を描く息子を眺めながら また改めて「もう、私の赤ちゃん、じゃないんだ」と思ったら突然泣けてきた。 短くて太っちょだった脚も、いつのまにかスラッと伸びて。 一人前に生意気な口を聞くようにもなり。赤ちゃんのときの可愛らしさは無くなった。 つい年末までブロックで遊んでばかりだったけど最近ではお絵描きに熱心な息子。 こうやって少しづつ趣味も変わって成長していくのだろうな…。 |