今から約15〜20年程前の、札幌で活発にライブ活動してた頃のカセットテープを引っ張り出してきて、いろんなアマチュアバンドの曲を聴いてました。
懐かしいというか、感慨深いというか。 上手いのですよ、みんな、それなりに。
当時、20歳位のハズなのに、技術がしっかりしてるし、音作りも綺麗。 あの頃って、札幌のバンド全体のレベルが高かったんだね。
今みたいにパソコン普及してない時代だから、
バンドの宣伝はひたすらライブやるしかなかったし、
10分カセットにMTRでせっせと録音しては配ったり、
ライブできる場所があれば、田舎のお祭りだろうが町内のなんとか会館だろうが、
どこでも行って演奏させてもらってたよなあ。
もの凄く貪欲だった。 ライブに飢えてたし、やれるのが本当に嬉しかった。
頭で考えるより先に体が動く人達、多かったし。
私は、この時期に活動してたバンド達が今の札幌のアマチュアシーンを創り上げたと思ってる。
現在は、プロとして活躍してたり、講師として楽器の指導してたり、海外でプロデュ−サーとして活躍してたり、現役でバンドやってたり・・・・・ ほとんどの人がその道を極めてる。
これは、札幌に限らず、東京の友人達もそうだよね。
ちょっとロック系のアイドル歌手のバックに誰かがいたり、 CMの曲のフレーズに 「むむ? もしや?」 って思うと大抵誰かだったり。
歌番組見てて 「あー−−っ! ○○だあーーっ!」 って何度叫んだことか。 家族にうさんくさい目で見られるので最近は自粛。 でも、クール・ジョーには反応してしまう・・・・・・・単純に好きだから。
友人が雑誌に出てるの見て、「へえ、こいつの事、みんな知ってるんだあ」 と変な感心もしてた。
CD買っても必ず見るのはエンジニアの名前や参加ミュージシャン。
いや、ほんと頑張ってるなあ、みんな。
同じ場所で、同じ時間を共有した仲間や友人達の活躍は、励みになります。
住んでる場所は遠くても、お互いの存在を確認できる方法が音楽や芸術だなんて、 子供の頃に語り合った夢を実現してきてるんだね。
今、バンドやってる人も、やってない人も、音楽以外の事でも、 確実な想いがあるなら、自分に嘘つかないで頑張ってごらん。
夢は実現できるよ。 夢で終わらせちゃつまんないよ。
ただしその為には、人の何倍もの練習量や、研究や探究心、周りの人への思いやり は必要だよ。
楽をして実現できるものなんて、きっとたいした事じゃないでしょ。
誰にも真似のできない、気安く他人に踏み込ませない【自信】をつけたら、少し大人になれるかもね。
そして、いろんなジャンルの音楽を聴く事もお勧めします。
世界は広い!
音を出すモノもさまざまで、音符にできない、まさに体で感じとる響きもたくさん。
何から聴いていいかわからない人は、まず、自分の好きなアーテイストが影響を受けたっていうバンドの曲でも聴いてみたら。
たくさん刺激を受けて触発しあっていこうよ!
|